「ナージャの村」 1999-12-01 読者からの手紙 0 「ナージャの村」、それはチェルノブイリの北東一七○キロの所にある、八歳のナージャが生まれ育ったドゥヂチ村だ。あの忌わしい原発事故が起きる以前は三百所帯が大自然のふところで平和に暮らしていた。しかし今、大地が半永久的に核に冒されていようと村を離れようとしない六家族、計十五人が、廃屋 [...]
教会に荘厳なオルガンが響きわたる。 Saint-Eustache教会ほか 1999-12-01 Quartier-Balade:街・散策 0 毎年クリスマス前に行われるFestival d’Art sacre、今年で22 回目を迎える。パリ中心部の教会9カ所で、コーラスや合奏など様々なコンサートが催される。 レ・アールにあるサン・トゥスターシュ教会では、毎週月曜と木曜の夜に、「バッハのオルガン曲全曲演奏 [...]
冬は文学賞の季節。 1999-12-01 本 0 ●Je m’en vais, Jean Echenoz editions de Minuit, 1999 : Prix Goncourt 地図で北極はなかなか見づらい。それは世界地図の上部にある直線であるか、飛行機から見るような一つの点でしかない。前者の場合は側面し [...]
(南)が推薦する12月のシャンソン。 1999-12-01 シャンソン 0 ★★★★Ute Lemper “De Weimar a Paris”恵まれた容姿と強靭な喉。歌、演技、 踊りと揃った抜群のパフォーマンスで世界中のコンサート・ホールを魅了するウテ・レンパーの優雅で華やかな大人のステージは、パリの年末のスペクタクルに絶対欠か [...]
2週間のニュース 1999-12-01 フランスの出来事 0 OVNI 448 : 1999/12/1 ●刑務所で自殺が増えているOIP ( 国際刑務所監視局) のフランス代表は、今年初めから11 月5日までにフランスの刑務所内で服役中の111人が自殺を遂げており、1996年の記録138人を超えるのではないかと述べた。これに対して刑務所当局 [...]
干しスモモの甘さを生かしてウサギを煮る。 1999-12-01 肉料理 0 Saute de lapin aux pruneaux なぜか料理のレシピでは鳥volaillesの項に入っていることが多いウサギ、秋が深まるにつれ脂がのってうまくなる。背中の肉がこんもりと盛り上がったものを1羽 (?) 買ってくるのだが、肉屋さんに切り分けてもらいましょう。今回 [...]
Schmid|アルザス 1999-12-01 専門店 0パリ10区 アルザスへの玄関になっている東駅のそばにあり、パリに住むアルザシアンにはよく知られたお店です。お勧めはなんといっても種類の豊富な豚肉加工品charcuterie。パンに塗って食べるアルザス風リエットといった感じのsaucisse foie fumée (113F/k)や、ふわりと [...]
ジャン・グラヴァニさん Jean Glavany 英国からの牛肉輸入禁止措置の維持を主張してきた仏農相。 1999-12-01 Profil / Media:話題の人 0 “C’est un sportif, il préfère que la France gagne” —”Sa franchise plaît aux paysans. Il sent le peuple” “ [...]
英仏 “牛肉戦争” 終結? 1999-12-01 ニュース 0 狂牛病問題による3年間の英国産牛肉の輸出禁止が 8月1日に解除され、バカンス明けには堰を切ったようにフランスにも英国の肉が押し寄せてくると思っていた。 が、実際には欧州科学委員会が英国産牛肉の安全性を認めたにもかかわらず、フランス人には英国産というだけで狂牛病のイメージがつき [...]