パリから行ける街

巡りたいフランスの街、ヨーロッパの国々。

南フランスの港町、セート 詩人ヴァレリーの墓地と美術館。

*『P・ヴァレリー美術館のオリジナル扇子プレゼント』* ポール・ヴァレリー(1871-1945)は南仏セート生まれの詩人。アカデミー・フランセーズ会員に選ばれ国葬もされた偉人だが、パンテオンに入らず亡骸は故郷に戻った。生前、彼が「海辺の墓地(Cimeti=シャルル墓地」という名だったが、ヴァレリー人気にあやかり、彼の死の半月後にちゃっかり墓地の正式名称とされた。ル・モンド紙は「最も詩的で、遠くから訪れる価値のある墓地」と紹介したが、異論は少ないだろう。...

城を築く。〜ゲドロン城、21世紀の「中世の城」〜

ブルゴーニュ地方の森のなか、中世の城を建てている人たちがいる。修復でも、どこかの城の復元でもない。13世紀、この森の一角に城を構えたであろう人物像を想定し、その領主にふさわしい設計をし、30年間かけて城を築くという一大建築プロジェクトだ。 当時の建築方法を伝える文献がないため、途絶えてしまった築城のノウハウは...

MO.CO. モンペリエの現代アートの夏。

コレクション館。 ©Salem Mostefaoui pour PCA-STREAM 6月29日、モンペリエに現代美術館「コレクション館」がオープンした。コレクターや財団の所蔵品などで特別展を行う美術館だ。第一回目は岡山の石川文化振興財団の所蔵品から44点を選んだ 「石川コレクション」展。コミッショナーは、ジャ...

ブローニュ・ビヤンクール、 30年代の街。

第一次世界大戦が終り、第二次大戦が始まるまでのつかの間の平和な時代、1925年、パリで開催された 「装飾芸術と産業の国際博覧会(アール・デコ万博)」では、ル・コルビュジエのエスプリ・ヌーヴォー館などの機能的でシンプルな近代建築と、幾何学的だけれどシックなアール・デコの装飾や建築が展示され、反響を呼びました。 ...

モードの革命児・ディオールの感性を育んだ、ノルマンディーの家。

「子どもの時に住んだ家は、やさしいピンクでグレーの小石が混ざった漆喰だった。その二色こそがクチュールにあっても私の大好きな色なのです」とクリスチャン・ディオール自身が書いている。この家で過ごした時間は、彼の美的感覚を育んだ。 Musée Christian Dior - Granville パリから真西に340k...

エドモン・ロスタンの家 バスクの丘にそびえる夢の劇場。

ロスタンが精魂込めて作り上げたこの館は、現在フランスの文化省から 「歴史的建造物」に指定されている。 Villa Arnaga - Musée Edmond Rostand 世界的に有名な戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』の作者であるエドモン・ロスタンは、若くして肺の病気に苦しめられていた。そんな彼が療養のために...

ディジョンの老舗パン・デピス屋を訪ねて。

ディジョン市内には店が3軒ある。こちらは木造りの装飾が美しいボスエ通りの本店。15世紀の貴族の館。 La Fabrique de Pain d'épices Mulot & Petitjean マスタードやカシスで有名な美食の街ディジョンには、もう一つの名産品がある。蜂蜜と香辛料入りのお菓子、パン...

シュヴァルの理想宮 具現化された夢想家の頭の中

見る度に新しい発見があるという「シュヴァルの理想宮」。33年かけ一人の郵便配達人の男が作り上げた。毎年6、7月には理想宮の前でコンサートが開かれる。夏は観光客でごった返すため、ゆっくり見られるシーズンオフもお勧めだ。 フランス南東部ドローム県に建つ「シュヴァルの理想宮」。郵便配達人のフェルディナン・シュヴァルが...

ブザンソン:美術館を訪ねる旅。

3本角の牡牛はガロ・ロマン時代の聖獣。 フランシュ=コンテ地方の中心ブザンソンは城塞都市。蛇行するドゥー川に挟まれた土地にそびえるサン=テティエンヌ山の頂上に、ルイ14世治下の軍事建築家、セバスチャン・ル・プレストル・ド・ヴォーバン(1633-1704)が造ったシタデル(城塞)がある。フランシュ=コンテはフラン...

オービュッソン・国際タピスリー・センター

2016年にオープンした、国際タピスリー・センター。© Tourisme Aubusson Felletin フランスのおヘソの位置にあるクルーズ県オービュッソン。タピスリーで名高いこの町は交通の便が悪く、列車の後はバスや車を乗り継いで行くことになる。だが到着すれば、緑豊かで中世の趣を残す街並みに感慨もひとしお...
 

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