コート・ダジュール ピカソゆかりの地を訪ねて〈1/3 Mougins〉 2023-06-01 パリから行ける街 0特集記事南仏 ブーゲンビリアの花、 すっきり晴れた青空、朱や黄の建物…強い日差しにコントラストの鮮やかな風景が広がる。コート・ダジュールがなかったら現代美術史は違っていただろうと地元の人々が自慢するほど、この地は芸術家たちに愛された。 マチス、シャガール、ルノワール…。ピカソもそのひとり。1 [...]
【写真展】ヴァレリー・ブラン「不確かなこの世の美」 2023-05-23 展覧会パリから行ける街 0リール Valérie Belin – L’Incertaine beauté du Mondeau MUba Eugène Leroy フランスの現代写真家ヴァレリー・ブランの展覧会が、リール近郊トゥルコワンで開催中。大きな白い壁に、密に配置された大判写真。3 [...]
Lille 3000 : 『部屋を片付けなさい!Range ta chambre!』展 2023-05-11 展覧会パリから行ける街 0リール 『Range ta chambre!』 その部屋は何もかもが大きい。ベッドもぬいぐるみも、倒れた椅子も。こちらが小人になった感覚だ。木製の汽車のおもちゃも実際に乗れ、会場をぐるっと一周できる。 遊園地のようだが、これは実は展覧会。アーティストのジャン=フランソワ・フルトゥが、 [...]
イサム・ノグチ大回顧展「Sculpter le monde 世界を彫刻する」 2023-05-10 展覧会パリから行ける街 0リール 「Sculpter le monde 世界を彫刻する」 日本人の父、アメリカ人の母を持つイサム・ノグチ(1904-88)は、ふたつの祖国で有名だが、フランスでは意外にそれほど知られていない。この回顧展は、その奇妙な不均衡を埋め合わせる絶好の機会となるだろう。 日本で幼少期を、 [...]
サン・カンタン、蝶のミュージアム。 2023-04-28 パリから行ける街 0サンカンタン Musée des papillons à Saint Quentin サン・カンタンには「蝶のミュージアム」がある。地元出身の昆虫コレクター、ジュール・パッセ(1836-1912)が市に寄贈したもので、ミュージアムが所蔵する昆虫の数はおよそ10万匹。展示室が1フロアのみの小さ [...]
世界唯一・ムーランの国立舞台衣装センターに、舞台装置部門がオープン。 2023-04-20 パリで遊ぶパリから行ける街 0 かつてブルボン公領の中心都市として栄えたオーヴェルニュ地方の城下町ムーラン。ここにCNCSこと「 Centre National du Costume et de la Scène 国立舞台衣装と舞台装置センター」がある。この町と舞台衣装との直接の関係はない。しかし、メッスのポ [...]
サン・カンタン、どこで何を食べよう? 2023-04-08 フランス料理パリから行ける街 0特集記事 マルシェの生ガキと好きな物、ワインで乾杯!La Renaissance des halles 土曜の昼ならマルシェの広場に面した1897年開店の老舗カフェ La Renaissance des halles がおすすめだ。朝から買い物袋を持った人たちでテラスもいっぱいのこの店 [...]
【特集】サン・カンタン|アール・デコ散策。 2023-03-31 パリから行ける街 0特集記事 フランス北部の町サン・カンタンはアール・デコ様式の建物が多いことで有名だ。第一次世界大戦で町の8割が破壊された後、当時一世を風靡 (ふうび)していたこの様式で町の再建が進められたからだ。今でもアール・デコの建築物が3000ほど町にひしめく〈 野外の建築博物館 〉と言われることが [...]
〈特集〉アン、ドゥ、Troyes! トロワの新しい文化スポットへ。 2023-02-01 パリから行ける街 0特集記事 トロワの街を歩いていると教会が多いことに気づく。入ってみると、ひっそりと、しかし荘厳に、ステンドグラスが翼廊や周歩廊を彩っている。 大聖堂を筆頭に、これら教会のステンドグラスはこの町の誇りだ。トロワを県庁所在地とするオーブ県は歴史的な作品がフランスで最も多く残るステンドグラスの [...]
森をぬけて、ローザ・ボヌールの アトリエへ。 2023-01-02 展覧会パリで遊ぶパリから行ける街 0特集記事 Château-atelier de Rosa Bonheur ローザ・ボヌール(幸せのバラ、本名マリー=ロザリー・ボヌール)という麗しい名の女性は19世紀、最も名を馳せた画家の一人だ。 官展サロン・ド・パリへの出品作が20代で注目された彼女は、英米など海外でも人気を博し、テオ [...]