アート

「霊よ、おまえはそこにいるのか?」

9世紀半ば、ヨーロッパの人々は神秘的な事象に惹かれ、霊を呼んでお告げをもらうことが流行った。20世紀になってもブームは続き、実践者の中から 「画家になれ」という霊の声を聞いて絵描きになる人も出た。北仏出身のこの3人の共通点は、それまで美術とは無縁な生活を送っていたことだ。オーギュ [...]

Fuji, Pays de neige|富士山、雪国。

北斎や広重が描いた富士と、川端康成の小説『雪国』を2つの柱にして、富士と雪景色をテーマに7月に始まった展覧会が秀逸だ。ギメ美術館の所蔵品から、江戸から大正時代までの錦絵、肉筆浮世絵を主に展示している。富士には構図の面白さ、意外さで見せる作品が多い。歌川広重(初代)の「深川洲崎十万 [...]

ボルドー特集〈番外編1〉ル・コルビュジエの「ペサックの集合住宅」を見学に。

 ボルドー近郊ペサックで、ル・コルビュジエ(1887~1965)の建築が見られるというので、市役所のサイトから予約をした。行ってみると写真で見ていた通りのミントグリーンと茶と白、水色が基調の建物が並んでいる。52棟あるうち、一棟は内部を見学できるようになっている(私たちが行った日 [...]

親密派とスーパーリアリズム。オランダ現代版画の作家ふたりの展覧会。

 世界でも有数のデッサンと版画のコレクションを有するとされるパリの「クストディア財団」(旧オランダ文化センター)。今回、コロナのため中断された3つの展覧会を9月6日まで延長した。その中から作風が対照的な現代オランダ人版画家の個展をふたつ紹介しよう。 Anna Metz ̵ [...]

#RestezChezVous 500e anniversaire 今年はラファエロ没後500周年。

 ダヴィンチ、ミケランジェロと並ぶ、イタリア・ルネッサンスの3大巨匠の一人、ラファエロ・サンツィオ(1483-1520)が没して500年。本来なら盛大なイベントがあるはずだが、コロナウィルスでそれどころではなく、なんともかわいそうだ。 せめてデジタルで作品を見てほしいと、世界の美 [...]

La Bête(獣)ーベナブデラマンが映像で語るモロッコの「今」。

写真と映像の美術館「ル・バル」は2年に1度、40歳以下のヨーロッパ人アーティストのプロジェクトを公募し、選ばれたプロジェクトが完成した後、作品を展示する。2019年は、モロッコ人を両親にフランスで生まれたヤスミナ・ベナブデラマンが受賞した。モロッコの首都ラバトにできる1800席の [...]

Supermarché des images 画像のスーパーマーケット

毎日30億以上の画像がソーシャルメディアでシェアされているという。「氾濫する画像」を起点にして、ヴァーチャルなものの貯蔵と価値、アートの貨幣価値、貨幣流通が産む目に見えない動きなどをテーマにしたビデオ、写真、インスタレーションである。普段あまり考えないヴァーチャルなものの価値につ [...]

アニエス・ベーが美術館 La Fab.をオープン。

2月2日、パリ13区の国立図書館近くに、アニエス・ベー現代美術財団が運営する美術館「ラ・ファブ」がオープンした。展示するのはアニエス・ベーが1983年から収集を始めた現代アート作品だ。 1984年にパリにギャラリーを開いた彼女は、アドバイザーなしで自分の感覚で選んで購入する。50 [...]

Rébétiko 日本語版出版プロジェクト!

ダヴィッド・プリュドムのバンドデシネ『レベティコ- 雑草』。題名のレベティコはアナトリア半島から移住を強いられた人々がギリシャに伝えた、オリエントやトルコ、ギリシャなどの音楽が融合し、望郷の念や人生の辛酸が吟じられるギリシャのブルースのようなもの。 今でこそギリシャの国民的音楽だ [...]

パリ市立美術館 10万点以上の画像をフリーアクセスに

フランス・パリ市内の14*のミュージアムを運営する「パリ・ミュゼ Paris Musées」が所蔵する作品10万点以上のデジタル画像が、2020年1月8日から誰でも無料で使用できるようになった。商業目的であってもなくても、企業でも個人でも高解像度の画像をダウンロードできる。 画像 [...]
 

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