教会に荘厳なオルガンが響きわたる。 Saint-Eustache教会ほか

 毎年クリスマス前に行われるFestival d’Art sacre、今年で22 回目を迎える。パリ中心部の教会9カ所で、コーラスや合奏など様々なコンサートが催される。
 レ・アールにあるサン・トゥスターシュ教会では、毎週月曜と木曜の夜に、「バッハのオルガン曲全曲演奏」シリーズというコンサートが開かれている。18世紀末から演奏されてきたこの教会のオルガンは、改良に改良を重ね、現在使用されている楽器は、102種類の音色を奏でられるという。教会の中央と高部の楽楼の2カ所にある演奏台から弾ける仕組みになっていて、コンサートの時は下の方の演奏台を使うので、何段からもなる手鍵盤と入り組んだ足鍵盤の大型オルガンを見ることができる。この教会付きのオルガン奏者ジャン・ギルー氏は、ヨーロッパ屈指の名演奏家として知られ、その生演奏に接することができる稀な機会だ。
 同教会では、毎週日曜の夕方5時半からも30分間のオルガン演奏 (無料) が定期的に行われている。7000本のパイプがそびえ立つ楽楼側で演奏されるので、ギルー氏の演奏姿は見えないが、即興演奏が教会全体を震わすようにダイナミックに鳴り響き、彼の鬼才ぶりがより十分に発揮されている。(尚)
*バッハの全曲演奏は、
12月2、6、9、13、16、20日/20h30 50F
Eglise St-Eustache : Place du Jour 1er


Festival d’Art sacreの他のコンサート
12月5日/15h Eglise St-Germain-des-Pres :

1 place St-Germain-des-Pres 6e
12月8日/20h30 Eglise St-Louis-en-l’Ile :

19bis rue St-Louis-en-l’Ile 4e
12月11日、15日/20h30 Eglise St-Roch :

296 rue St-Honore 1er
12月18日/20h30 Eglise St-Severin :

1 rue des Pretres St-Severin 5e
問い合わせは01.4470.6410