2週間のニュース

OVNI 448 : 1999/12/1
●刑務所で自殺が増えている
OIP ( 国際刑務所監視局) のフランス代表は、今年初めから11 月5日までにフランスの刑務所内で服役中の111人が自殺を遂げており、1996年の記録138人を超えるのではないかと述べた。これに対して刑務所当局は、この傾向を遺憾としながらも、自殺が増えているのは社会一般の傾向である、と答えた。
●ドイツのフーリガンに懲役刑
1998年6月21日、ランスでサッカーワールドカップのドイツ対ユーゴスラビアの試合が行われたが、その際、ドイツのフーリガン4人が取り締まりに当たっていたダニエル・ニヴェル憲兵に襲いかかり、頭部などを強く殴打し瀕死の重傷を負わせた。その事件の裁判がドイツのエッセンで開かれていたが、11月9日、被告アンドレ・ザヴァッキには殺意があったとして、懲役10年、ほかの3 人にも3年から6年の実刑判決。
●フランス南部で豪雨
11月12日の夜から13日にかけて、フランス南部は、10数時間で1年間の降水量に匹敵する300mmから500mmの豪雨に襲われ、オード県、タルヌ県、ピレネー・オリアンタル県を中心に各地で河川が氾濫したり、地すべりがおこり、大きな被害が出た。22日現在で33人の死亡が確認されている。11月18日、国家の援助金や保険による賠償が速やかに行われるようにと、政府は329市町村を天災被害地に指定。この豪雨のために、ロット県にある地下約100メートルの洞窟に下りた7 人のspeleologues (洞窟探検家)たちは、地下流が急に増水したために閉じこめられてしまったが、たて孔を3本掘るなどの大がかりな救出作業のおかげで23日、10日ぶりに無事に地上へ。そのうちの一人は「大砲の響きのごとく恐ろしい音で、今にも地球が割れるのではないかと思えた」と語った。
●欧州委員会のタバコ規制
EU加盟国全体で毎年約50万人がタバコが原因と見られる病気で死亡しているが、11月16日、欧州委員会は今後のタバコ規制の内容を発表した。2002年1月から、パッケージの片面に太字で大きく「le tabac tueタバコは死をもたらす」、もう片面に「fumer enceinte menace votre bebe 妊婦の喫煙は生まれてくる子どもに危害を与える」などの警告を明記することが義務づけられる。また、mild,light, ultralight などの表示も禁止される。2004年1月からは、ニコチン含有量が1mgに、一酸化炭素は10mg、タールは10mgに制限される。さらに2006年10月1日からはタバコ広告は全面的に禁止される。
●仏ラグビーチームの新監督
フランスのラグビーチームは、11月にワールドカップで準優勝に輝いたばかりだが、監督のジャン=クロード・スクルラが退陣して、新たにベルナール・ラポルト氏 (34) が就任した。彼は若いながらもパリの「スタッド・フランセ」チームを短期間でフランスのチャンピオンにしてしまった名コーチ。
●連帯市民契約公布
保守陣営は、PACS (連帯市民契約) が結婚制度を脅かし違憲の疑いがあるという訴えを憲法評議会に出していたが、11月9日、憲法評議会はその訴えを却下。11月16日に公布されたので、11月末には最初のPACS 契約が交わされる模様。エリザベット・ギグー法相は「ぜひその場に立ち会いたい」と語った。
●共和国連合総裁選
11月21日、RPR (共和国連合)総裁選の第1回投票が行われたが、シラク大統領が推薦したジャン=ポール・ドルヴォワ氏が35.06%しかとれず、31.1%を獲得したミシェル・アリオ=マリ氏と12月4日に決選投票。