ジャン・グラヴァニさん Jean Glavany 英国からの牛肉輸入禁止措置の維持を主張してきた仏農相。

“C’est un sportif, il préfère que la France gagne” —”Sa franchise plaît aux paysans. Il sent le peuple”
“Galeries Lafayette” の広告用にラグビー・シャツを肩にポーズ。「大臣は、生活の中でラグビー精神を体現している」

  同僚から「彼はスポーツマン。フランスが勝つことの方を好む」とか「彼の率直さが農民に受けている。彼は大衆の匂いを持っている」と評価されているジャン・グラヴァニさん (50)。高校時代はラグビーのハーフ・バック、最近はヨットに凝っているというスポーツマンだ。農業が主要産業のフランスでは内閣の要職に当たる農相に就任してから1年以上たった。今年の1月以降は、チーズのリステリア菌汚染、チキンのダイオキシン汚染、米国の欧州農産物輸入規制など難問が相次ぎ、マスコミに登場する回数も増え、フランス人一般にもなじみの顔になった。秋に入ってからは、欧州委員会の英国産牛肉解禁措置を時期尚早と批判し、英国のニック・ブラウン農相と交渉に当たった。
 故ミッテラン大統領の側近だったが、現在は、「ミッテラン主義を唱え続けることはもう意味がない。今はジョスパン」とジョスパン首相の忠臣に徹する。(真)