舞台・映画

Sátántangó (Le Tango de Satan) 7時間超の逸品、25年を経て劇場公開。

2011年のベルリン映画祭で銀熊賞を受賞した『ニーチェの馬』を最後に、「これ以上撮っても自己模倣になるから」と、映画制作からの引退を表明したタル・ベーラ。70年代末から先鋭的な作品を作り続けた孤高のハンガリー人監督だ。彼の代表作のひとつが、1994年に撮られた7時間18分の長尺の [...]

La Recherche d’un logement par le magicien d’Oz

2月19日(水)〜22日(土) 仏文学教授、俳優で劇作家の東浦弘樹が自作自演『オズの部屋探し』。オーバー・ザ・レインボウという名の不動産屋の経営者と奇妙な女性客のふたり芝居。上演は日本語。仏語字幕。20€(日本酒一杯付き)。開場20h、開演20h30。 [...]

Angels in America

コメディー・フランセーズ年頭の話題作を手がけるのは、仏映画界の雄アルノー・デプレシャン。彼は同劇場で2015年にストリンドベリ作『父』を手がけたが、今回はトニー・クシュナーの大作『エンジェルス・イン・アメリカ』に挑む。ピュリツァー賞やトニー賞に輝く90年代アメリカ演劇界の金字塔的 [...]

空港から出られぬ男の物語 #JeSuisLà

歌姫ルアンヌ・エメラが主演の前作『エール!(La Famille Bélier)』は、動員数770万人のメガヒットを記録。そんなエリック・ラルティゴ監督、5年ぶりの新作は、彼の別のヒット作『Prête-moi ta main』で主演のアラン・シャバを再び起用した。エンタメ界をかき [...]

Marriage Story|嵐の後にも、穏やかな愛情のかけら

『フランシス・ハ』で知られる俊英ノア・バームバック監督の長編8本目にして、アカデミー賞有力候補の話題作。Netflix作品のため、フランスでは興行者や製作者の利益を守る法律が足かせとなり劇場公開がない。だがネット上では気軽に見られるし、どうしても映画館で見たければ隣のベルギーに行 [...]

実力派俳優Cエックがハエ男を好演『La Mouche 蠅』

『蠅』といえば、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『ザ・フライ』(1986)がまず頭に浮かぶ。『ハエ男の恐怖』(カート・ニューマン監督、1958)のリメイク作品で原作はジョルジュ・ランジュラン。パリ生まれのイギリス人で英仏語をあやつり、第二次世界大戦中はイギリスの諜報機関でスパイ [...]

宇宙飛行士とママ業の両立。『PROXIMA』

ミテフスカ、ズロトヴスキ、シアマ、ディオップ、メドゥール……。まるで何かの呪文のようだが、これは2019年に本欄で紹介した女性監督の名。そして今年最後の記事もまた、図らずして女性監督の作品になった。「女性らしい感性」などという表現は避けたいが、それでもこのドラマの設定には唸(うな [...]

コスモポリタンな監督の憂鬱『It Must Be Heaven』

キリストが育ったイスラエルの聖地ナザレ。高台にはレモンの木がある家が建ち、無口なパレスチナ人ES氏が住む。演じるのは本作の監督エリア・スレイマン本人だ。彼の生活は奇妙な日常の断片で出来ている。国際派の彼は飛行機で海外にひとっ飛び。パリではプロデューサーに新作の企画を売り込むが、「 [...]

“お坊さんも変わっていかなければ ” カンヌ映画祭・特別招待作品『典座-TENZO-』

*『典座-TENZO-』の招待券プレゼント* カンヌ映画祭の批評家週間に特別招待された『典座-TENZO-』は、曹洞宗のお坊さんが主役の異色作。ワールドプレミアには袈裟をまとった日本の僧侶が多数参加し、華やかな南仏のコート・ダジュールでフラッシュを浴びた。“ZEN文 [...]
 

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