パリで遊ぶ

エル・グレコ Greco

クレタ島生まれのエル・グレコ(1541-1614)の知られざる生涯と作風の変遷を見せる、小規模ながら見応えがある展覧会だ。イコン制作を学んだが、イタリアで画家になる野心を持ちヴェネチアに移住。当時の技法を取り入れたが、コネのない異邦人には職がなくローマに移る。ここでも注文絵画市場は在住の画家たちに占められ、入り込む余地はなかった。肖像画で評判を取ったが常客は見つからず、フェリペ2世が画家を探していると聞きスペインに出発。スペイン語で「エル・グレコ(ギリシャ人)」と呼ばれる大画家になったのは、トレドに移り住んでからだ。トレドでは多くの注文をこなしたが、それまで仕事にありつけなかっ...

Kiki Smith

芸術家の両親を持つアメリカ人キキ・スミス(1954-)は彫刻、デッサン、版画を手がけるマルチな作家。性と体をテーマに、フェミニストの視点が強く出た、どきっとさせる作品を作った1980-90年代に比べるとおとなしい本展だが、変わらず人体が主体。児童文学、おとぎ話、聖書やキリスト教の聖人を題材にした作品が西洋文明のアイデンティティを強く感じさせる。...

Kaze&Ikue Mori

1月28日(火) 「Kaze」はピアノニスト藤井郷子とトランぺッター田村夏樹にリールで活躍するトランぺッターのクリスチャン・プリュヴォ、ドラムのピーター・オリンズが加わった素晴らしいカルテット。今回は米国を中心に演奏するエレクトロアコースティックのイクエ・モリも参加。20h30。14€。...

目や脳の錯覚をたのしむミュージアム

2019年12月末、パリのポンピドゥ・センター近くにオープンしたばかり。連日、交通ストもなんのそのの盛況が続くのが、「Le Musée de l'Illusion イリュージョン・ミュージアム」。フランス語の"ミュゼ"は「美術館」と「博物館」の意味を持つが、そのふたつの定義に足をかけているような場所である。目や脳の錯覚を積極的に利用した、インタラクティブな科学ミュージアムだ。...

Takana Zion

1月22日(水) アフリカ西海岸、ギニアの首都コナクリ生まれのタカナ・ザイオンは、ピーター・トッシュやザ・カルチャーのレゲエを聞いて育ち、ティケン・ジャー・ファコリーと出会いレゲエ歌手に。本場ジャマイカでも歌ってきた実力派、アフリカならではの力強さで熱唱。19h30開場。25€。...
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Festival cinéma Télérama

1月15日(水)〜21日(火) 週刊カルチャー誌テレラマの映画祭。同誌に印刷されたパスを入手すれば、昨年話題になった16作、先行上映4作を3.5€で観られる。 全国400館、パリ21館の映画館が参加。...

盲人に光を与えた点字の始祖、ルイ・ブライユ生家とミュージアム。

ルイ・ブライユ(1809-1852)といえば、点字を開発した人。それゆえフランス語、その他多くの言語でも、点字は「Braille」と呼ばれている。パリ郊外クヴレ村のブライユの生家はミュージアムになっていて、世界中から見学者が訪れるというので前から行ってみたかった。...

〈アンリ・ルソーからセラフィーヌまで:ナイーヴアートの巨匠たち〉展

Du Douanier Rousseau à Séraphine 2月23日(日)まで 〈アンリ・ルソーからセラフィーヌまで:ナイーヴアートの巨匠たち〉展は画家セラフィーヌ・ルイのメセナだったドイツ人コレクター、ヴィルヘルム・ウーデが擁護したナイーヴアートの画家たちを紹介。近代ナイーヴアートの元祖アンリ・ルソーと同系列の画家たちの世界は驚くほど豊か。アール・ブリュットと紙一重だが、アカデミックな美術教育を受けた人も。風景と静物に素晴らしい作品が多い。...

Galway|日曜のお昼、ブランチでは物足りない人は、サンデー・ローストを目指したい。

日曜の朝、少々の寒さに負けずセーヌ岸を散歩したら、すっかりおなかがすいてしまった。日曜のブランチでもいいけれど、友人ともども「ボリュームたっぷりの一品を食べようよ」ということになった。そこで、サン・ミッシェル広場のすぐ近くにあるGalwayを目指す。英国やアイルランドのパブには、日曜のお昼に、ビーフ、チキン、ポ...
 

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