Ovni | Numéro 688

「ニカブ女性」が証言。

 今年4月、ナントで目だけをのぞかせる真っ黒のニカブを着て運転していたサンドリーヌ・ムレールさんが「ニカブは運転を妨げる」と警官に取り調べられて以来、イスラーム男性と一夫多妻生活を営むフランス人女性としてマスコミの話題の […]

今月の展覧会

●Bas Princen©Bas Princen オランダ人写真家、プリンセンが撮った、カイロ、イスタンブールなどの建築写真。上から見ると紙の家のような、建設中のレンガの建物の中はゴミだらけ。よく見ると家畜の群 […]

薩めぐみ

★★★★ Mégumi Satsu フランスに在住していたシャンソン歌手、薩めぐみが10月に他界した。昨年リリースしたアルバム『Après ma mort』は、彼女がファンに遺した鎮魂歌。最初 […]

140人

 11月25日は、「女性に対する暴力に反対する闘いの日」。その前日、ナディーヌ・モラノ家族担当相は、2009年に、配偶者の暴力で亡くなった女性は140人と発表。2008年の156人よりわずかながら減ったが、約2日半に一人 […]

“Le Plongeon 泳ぐひと”

 バート・ランカスターか初めから終わりまで海パン姿という、1968年製作、フランク・ペリー監督の、不思議な不思議な傑作。そのランカスターの肉体には、『地上より永遠に』(’53)で、デボラ・カーと波打ち際のキス […]

唯一確かなものは女の存在。”Indigene d’Eurasie”

 フランス西海岸の港に入ってくる船からのショットで始まる『Indigène d’Eurasie  ユーラシアの民』は、風景ショットが印象に残る映画だ。パリ、ヴィリニュス(リトアニア)、 […]

Xavier Beauvois (1967~)

 武装勢力を前に異国で苦渋の決断を迫られるフランス人修道士たち。映画『Des hommes et des dieux』は、カンヌ映画祭グランプリ受賞作とはいえ、テーマも重く演出も禁欲的。だから観客数300万人越えは想定外 […]

Pieds Nus Sur Les Limaces

 しっかり者の姉クララ(ダイアン・クルーガー)と心の成長を止めた妹リリー(リュディヴィーヌ・サニエ)。母の死でクララはリリーの世話を引き受ける。ファビアンヌ・ベルトー監督が自身の小説を下敷きに、フランス作家映画の十八番、 […]

ジャン=ジャック・アヴネル、渡辺良樹

 今は亡きスティーヴ・レイシーのバンドで堅実でいながらイマジネーションにあふれるベースを弾いていたJ.J.アヴネル、そしてフランスに滞在しレイシー,アラン・シルヴァ、ジョエル・レアンドルらと出会いながらフルートの表現領域 […]

木村泉、ステファン・パイヤン…

 ダブリンに住むピアニスト、木村泉は、バルトーク以降の現代音楽を得意とするピアニスト。今回はパリにやって来て、優れたアルトサックス奏者のステファ ン・パイヤン、ドラマーの佐藤真とのトリオで、インプロヴィゼーションに挑む。 […]

耳たぶが折りたためるほど長いのは…?

 カフェで、私が「あっつーぃ!」と言いながら瞬間的に耳たぶを触ったら、一緒にいたフランス友人がキョトンと不思議そうな顔で私を見た。そして「耳たぶ触ることって何か特別な意味でもあるの?」と聞いてきた。「一応耳たぶが体の中で […]

アイルランド財政危機にEUなど援助へ

 財政危機に陥っているアイルランド政府は11月21日、国際通貨基金(IMF)、欧州連合(EU)、欧州中央銀行に支援を求め、EUは500億ユーロの支援を約束した。IMF分も合わせると支援は900億ユーロ規模になる。金融機関 […]

すでに抽象画に近い写真。”Saul Leiter”

 写真月間の写真展の中で、ほかは差しおいてでも紹介したいのが、このソール・ライター展だ。 2008年の1月から4月まで、パリのアンリ・カルチエ=ブレッソン財団(FHCB)で、ソール・ライター展が開催された。このときは、オ […]

イベント・のみの市情報

●コンコルド広場に大観覧車 大観覧車から見下ろすパリの醍醐味!  雪景色のパリも待ち遠しい。風邪引かないよう。11h-24h。10€/ 10歳未満5€。 2月27日迄。 ●レアールにポップなクリスマス […]

年末、チーズを盛り合わせるなら

   チーズ好きの友だちがやってくる時は、年末でもあるしちょっと豪華なplateau(盛り合せ)を用意しよう。タイプ、風味、形などを考えながら六つ選んでみた。(1)バノンBanon。プロヴァンス地方の […]

Evenements japonais en France

NOTRE COUP DE CŒURCinémaLe nouveau cycle cinématographique lancé par Zoom Japon et […]

ウサギを調理する

 フランス人もウサギを切り分ける時は、肉屋(ふつう鳥肉屋 volailler)に頼んでいる。すると頭têteを切りはずし、おいしい肝臓foieを取り出し、前肢patte、モモ肉cuisseを切りとり、胴体r& […]

2週間のニュース

G20開催中のリスボンでの記者会見でカラチ事件について追求されたサルコジ大統領、いらだちのあまり、「記者諸君、お会いできて光栄でした。小児性愛者の友人たちよ、ではあした!」と皮肉のつもりのひと言が批判の対象に。 ●移民労 […]

未知なようで懐かしい味、アジアへの郷愁を誘ってくれる。

〈ラオス料理〉月亮 Lao Douang Chan あまりなじみがないけれど、実は日本人の舌によく合うほっとする味わいのラオス料理。ラオスならここ、と太鼓判を押されてやってきたのはイタリア広場から徒歩5分の距離にある月亮 […]

Pipo au Japon – 18

青リンゴの甘酸っぱさがウサギの味を引き立てる。

Lapin aux pommes 野ウサギはもちろんだが,飼育されているウサギも秋になるとおいしくなってくるという。ウサギを使った料理といえば、マスタード風味とか、マッシュルームとのソテーとか、いくつか紹介してきたが、今 […]

Francois Fillon 国民の支持率が高く、引き続き首相に就任。

 11月14日夜、第三次フィヨン内閣が誕生した。2007年5月、大統領に選ばれたニコラ・サルコジが、選挙キャンペーンを率いたフランソワ・フィヨンを首相に任命してから3年半経っている。昨年まで、フィヨン首相は、国民投票で選 […]

Marais界隈(3、4区) 

マレ、ダブダブ…  マレがダブダブしているのではありません…ダブはイギリス発祥のレゲエベース音楽で、80、90年代には日本のクラブでも動きがあった。本日会ったのは今ヨーロッパでも注目されている […]

Atelier Maitre Albert –暖炉を囲んで年末気分を盛り上げる。

 暖炉の炎は不思議だ。体が温まるだけでなく、眺めているだけでも、ほんわか和む。寒い日が続いたら、暖炉のあるレストランに出かけよう。〈アトリエ・メートル・アルベール〉ならば、自慢の暖炉に10月から火が入っている。ここはギー […]

LA DERNIERE GOUTTE DE SAKE – 16

L’art des Maman-Bentô«Mange tes carottes, ça rend aimable». A la réflexi […]

国立映画センター・アルシーヴ部門〈後編〉

膨大な時間と労力をかけ修復される。 ただ今、1919年のトッド・ブラウニング監督作品を修復中。  11月1日号に引き続き、国立映画センター・アルシーヴ部門を見学。今回はフィルムの修復にスポットを当てる。ここで修復される作 […]

1930年代イギリス北部の小さな町

● Les Peintres au charbon 1930年代イギリス北部の小さな町。終日炭坑で働く坑夫たちが「芸術への関心を喚起」するためと週に一度絵を習いはじめる。生まれてこのかた絵筆を握ったこともなく、一度も美術 […]

シリーバンズ、フランスの 小中学校で大流行。

 小学生の娘を持つ友人から聞いたところによると、シリコン製ブレスレットSilly Bandz(シリーバンズ)が小中学校で大流行だという。動物やハート、アルファベットなど様々な形と色をした輪ゴムのようなもので、手首にたくさ […]

ゾラの胃袋 –1

 19世紀自然主義小説家のエミール・ゾラというと、何度となく映画化された『ナナ』や『ジェルミナル』を思いだす人が多い。また、フランス大統領に向けて書かれた手紙「私は弾劾する!」を知っている人は、政治的な発言をする正義感の […]

年末、チーズを盛り合わせるなら

  チーズ好きの友だちがやってくる時は、年末でもあるしちょっと豪華なplateau(盛り合せ)を用意しよう。タイプ、風味、形などを考えながら六つ選んでみた。①バノンBanon。プロヴァンス地方の山地で作られてい […]