パクス PACS 世代。 2010-02-01 ニュース 0 結婚と内縁関係の中間、パクス PACS(連帯市民協約)が生まれてすでに10年(1999年11月15日施行)。パクス法案が成立する前、右派政治家たちは「結婚の代用品」と蔑(さげす)み、超保守派ブタン議員などは聖書を掲げ、「ティッシュペーパー・カップル!」と怒ったものだ。 パクスは [...]
イサドラは、自然を 唯一の教師とみなした。 2010-02-01 アート 0 “Isadora Duncan, une sculpture vivante” モダンダンスの祖で、当時の慣習に反して素足で踊ったことから「素足のイサドラ」とあだ名されたイサドラ・ダンカン(1877-1927)の生涯を追った珍しい展覧会が開かれている。心 [...]
ポーランド出身の反体制派女優兼歌手 2010-02-01 シャンソン 0 ★★★★Anna Prucnal 「ワルシャワの熱い魂」こと、ポーランド出身の反体制派女優兼歌手アンナ・プリュクナルの久々のパリ公演を待ち続けてきたファンも少なくないだろう。祖国を捨て、1979年に〈東の夢、西の夢〉のリサイタルでパリデビューし、数年間パリジャンを熱狂させたが、そ [...]
20万部を売った写真集 2010-02-01 本 0 ●Izis, Paris de rêve パりを撮り続けた写真家というと、ドワノーが真っ先に頭に浮かぶだろう。生まれがよかったせいもあるけれど臆せず人々の間に入り込み、そのノリで彼らの生き生きとした表情を正面から切り撮ったドワノーの写真は、一つの物語。 それに引き換え [...]
2週間のニュース 2010-01-15 フランスの出来事 0 ●グランドゼコールの奨学生割当に議論 エリートを養成するグランドゼコールにおける奨学生の割合30%義務付けについて議論が起きている。議論の発端は、全国のグランドゼコールをまとめる「グランドゼコール会議(CGE)」が12月23日に「国が30%を義務付けるなら、学生のレベルが下がる」 [...]
ボルドー市長のアラン・ジュペ氏の発言 2010-01-15 発言から知るフランス 0 12月20日付パリジャン紙に掲載された、元首相で現ボルドー市長のアラン・ジュペ氏の発言は、フランスにおけるイスラームの問題やフランス社会のアイデンティティを考える上に参考になると思ので、一部を翻訳して紹介。 「私は『フランス人であるということは何か?』という問いを発したことがない [...]
フランス・テレビジョンの再編進む 2010-01-15 経済 0 2009年春に成立した公共オーディオビジュアル改正法に則り、国営フランス・テレビジョングループの各局を統合する持株会社が1月4日、正式に発足した。グループの再編には労組が強く反発しており、話合いの期限で6月7日ぎりぎりまで抗議運動が頻発するだろう。特に大規模な再編が予定されてい [...]
ミナレット拒否の余波。 2010-01-15 ニュース 0 11月29日、スイスが国民投票(投票率53%)でモスクの尖塔ミナレットの建設に投票者の57.5%が反対したことで、西洋諸国がショック下に。と同時にベルギー(フラマン語圏)やオランダ、イタリア、デンマーク他の極右系大衆主義ポピュリスト政党が勢いづく。フランスの国民戦線党マリーヌ・ [...]
2週間の数字 2010-01-15 数字でみるフランス 0 1137台 フランスでは大みそかから元旦にかけて、年中行事のごとく多数の車が放火される。今年は1137台。パリ市内および近郊では198台。内務省は「警察官や憲兵4万5000人を動員したおかげで大した混乱はなかった」と自画自賛したが、昨年放火された車は1147台だから、わずか10台 [...]
ラジオ局TSFのロールさんの一日。 2010-01-15 フランスの文化 0特集記事 仕事シリーズ第5弾は、毎朝6時から放送が開始されるラジオ局TSFのパーソナリティー、ロールさんに登場してもらった。ロールさんは、時事とジャズを中心においた音楽情報をベースにしながら、円滑でとどこおりのない語りで番組を盛り上げていく。 早朝から、翌日に控える番組作りもあって夜までの [...]