フランスの文化

こだわりを持つフランス人たちから学べること。

Atelier Anne Hoguetの扇子

ソフィア・コッポラ監督の映画『マリー・アントワネット』(2005)のためにアンヌさんが制作した扇子。 近年は猛暑のせいで扇子を使う人が増えているようだが、日本と違ってあまり日常的に使われないフランスでは、扇子は装飾品、美術品または歴史映画に出てくる小物という認識のほうが一般的だ。映画や演劇、オペラ、オートクチュ...

ヌーヴォー・ケン玉。

けん玉フランス共同設立者 アレクシ・ノエルさん 時折、意外なものにフランス人が熱中しているのに驚かされる。最近の例ではケン玉だ。リヨンを拠点とするケン玉の達人グループに出会い、彼らのカンフー映画さならがらのシャープなケン玉パフォーマンスに目を見張った。聞けば、パリでもセーヌ河岸でケン玉をやっている人たちがい...

パラスの看板猫。

僕の名前はファラオン。2010年5月生まれのバーマン種の猫さ。青い瞳と白い毛並みがキレイでしょ。今から9年前、パリ8区のル・ブリストルにやってきた。格付け最高位「パラス」の称号を持つ豪華なホテルだよ。僕専用の小部屋もあって壁には子どもたちが描いた似顔絵でいっぱいさ。看板猫として世界中のお客様をお迎えするのが大事なお...

ルソーの静かな食卓 〈10〉

18世紀の哲学者ルソーは、独特の教育書『エミール』(1762年)で、子どもを「肉食動物」にしないことが大切だと説いている。興味深いのは、それが栄養学とは違う視点で論じられていること。 「それはかれらの健康のためにではないにしても、かれらの性格のためにだ。経験をどんなふうに説明してみても、一般に肉をたくさん...

シャルロットとの1年間。

シャルル・ベルベリアンさん 建築家、シャルロット・ペリアン(1903-99)を主人公にしたバンドデシネ (BD) が今月23日に発売になった。著者はBD・シナリオ作家のシャルル・ベルベリアンさん。今月、ルイ・ヴィトン財団美術館で始まった 「シャルロット・ペリアンの新しい世界」展では70年間にわたるペリアンの仕...

Léon Flamのバッグ

イタリアと並んでバッグメーカーが多いフランスでは、バッグにこだわりを持つ人も多い。数あるメーカーのなかでも国内生産にこだわるブランド 「レオン・フラム」のアトリエを、中部のシャティヨン・シュール・アンドルに訪ねた。...

パリのぶどう収穫。

  パリ市は5つのぶどう園を所有していて、そのうちのひとつが南部のジョルジュ・ブラッサンス公園内にある。毎年市民のために、ぶどうの収穫を体験するイベントを開催しており、今年は9月27日に実施。豊作だった昨年よりも3週間遅い収穫だ。 かつて15区のヴォジラール界隈にはぶどう畑の丘陵が広がって...

ルソーの静かな食卓 〈9〉

18世紀フランスの上流社会では、乳母に授乳や子育てを任せきりの母親がほとんどだった。そして、労働に追われる乳母たちは、子守りの手間をはぶくために幼子をしっかりと産着でつつんでしまった。 哲学者ルソーは、そんな習わしにメスを入れる。母親は自ら子どもに母乳を与えるべきだし、乳児の体の動きをさまたげるようなこと...

「ジャパンワークショップ」でパリと東京の都市農業比較。

サラ・フルカシエさん この夏もまた、「ジャパンワークショップ」でフランスの若者が日本へと飛び立った。これは「日仏の架け橋となる若者育成を目指す訪日研修」で、国際交流基金の海外事務所であるパリ日本文化会館が協賛企業とともに開催しているプログラム。2014年に始まり、昨年までに68人を送り出している。今年も数多くの研...

Ateliers Lison de Caunesの麦わら細工

箱形の腰掛け。 Banquette "Lotus" Lison de Caunes Créations® 寄せ木細工は古代から家具、壁、床などに使われ、城や貴族の館でよく見られる伝統工芸だが、木の代わりに麦わらを使う麦わら細工(marqueterie de paille)のほうはあまり知られていない。元々は極東...
 

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