人類最古のアート、 洞窟壁画を見に行こう。 2015-07-05 パリから行ける街 0散策 フランス南部のアルデッシュ県は、神秘的な天然アーチ「ポン・ダルク」の絶景で名高い。渓谷をぬって走るカヌー下りは、アウトドア愛好者の垂涎(すいぜん)の的である。だが昨年、世界最古級の壁画を誇るショーヴェ洞窟がユネスコ世界遺産に登録されたことで、歴史・文化好きにも訴える新しい魅力が加 [...]
〈Combat 闘い〉とアドレナリンをめぐる思索と散策。 2015-04-09 パリの出来事 0散策 かつて闘牛場があったという、 rue de l’Hôpital Saint-Louis。 計算を得意とする左脳をセーヌ右岸、芸術に秀でた右脳を左岸にたとえる話を聞いたことがある。先日、脳の断面図とパリの地図を見ていたら、神経の集中する脳幹の傾きと、パリの北 [...]
電子タバコの普及にも ひと役かっている。 2015-03-12 Quartier-Balade:街・散策 0パリ11区散策 — 煙草博物館 — 古代アメリカ文明に起源を持ち、コロンブス大航海後にヨーロッパにもたらされたタバコ。パリ11区の「煙草博物館」は、関連オブジェやアート作品を通し、豊かなタバコ文化に触れられる場所。葉巻やパイプの他にも、水パイプ、インディアンが儀式で使うパイプ、阿片用パイプま [...]
人々が共生する町。 2015-03-11 パリから行ける街 0散策 Montreuil界隈 中世から、農民・職人たちが暮らすパリ郊外のモントルイユは、今やアーティストが多く住む町に変貌している。そして「第二のバマコ」といわれるくらいに、西アフリカのマリからやって来た人たちがたくさん住んでいる町でもある。1979年からこの町に住む、片や映画制作、 [...]
故郷アルジェリアにちょっと似ている。 2015-02-09 Quartier-Balade:街・散策 0パリ15区散策 Commerce駅界隈(15区) 1980年代初頭に来仏し、人気のクスクス屋を営むアルジェリア人のサラさん。店があるのは、住宅地が広がるコメルス駅界隈。パリ15区はパリで最も人口が多く、日本人の住民も多い。彼がパリジャンになってから、これまで6、9、10、17区のレストランで働 [...]
「多様で多彩」な地区。 2014-12-09 Quartier-Balade:街・散策 0パリ15区散策 Charles Michels界隈(15区) 聡明(そうめい)そうな瞳が輝く日仏ハーフのシモーヌさんは、日本の高校一年生に相当するSecondeの15歳。15区のシャルル・ミシェル近くに住む。「ここは『多様で多彩』な地区。サラリーマンもいれば、お店を持つ人も。いろんな国の出身者 [...]
優雅な味わいのワインの町、近くに山羊乳チーズの里。 2014-11-03 パリから行ける街 0散策 熟成加減の違うクロタン・ド・シャビニョル。 直径5cm、高さ4cmほど。手前の2つが「repassé」。 白ワインで名高い町、サンセールだが、そこから車で10分ほどのところにあるシャヴィニョル村。ここで作られている〈クロタン・ド・シャヴィニョル〉という山羊乳チーズは、この地方を [...]
本物のショコラに導かれて。 2014-11-02 Quartier-Balade:街・散策 0パリ18区散策 サクレクール寺院はモンマルトルのシンボル。散歩はここを目指して! Lamarck-Caulaincourt 界隈(18区) モンマルトルの丘は、観光客であふれ商店がギッシリと並ぶ表側に対し、その裏側はしっとりと落ち着いていながらも洒落た店がほどよく点在するのが心地よい。黒部響子 [...]
シャンソン文化が健在。 2014-10-06 おすすめスポット 0散策 工場街の跡。 Ivry-sur-Seine 市(パリ南郊外) シャンソンの魅力を伝えるべく、日夜ライブやCD制作に大忙しのアコーデオン奏者ミシェル・グラスコさん。大の親日家で、東日本大震災後は多くのフランス人が去った後も、日本全国を巡業した。 シャンパーニュ地方ランス近郊出身 [...]
肉体と精神のコントロールは自転車で。 2014-09-10 Quartier-Balade:街・散策 0パリ12区散策 近所のトゥルソー公園。賑やかな商店の多い地域の憩いの緑地。 Trousseau – Aligre界隈(12区) 小学校の教師であるピュイセルキュスさんと、彼の住居の近くトゥルソー公園で待ち合わせをする。「では、カフェにでも行ってお話ししませんか」と尋ねると、「ここの [...]