Ovni --| Numéro 777

臓物屋にも宝ものがいっぱい並んでいる。

 狂牛病騒ぎで、一時元気がなかった臓物屋が力を盛り返している。ふつうの肉屋に比べて一段低く見られている臓物屋だが、安くて、タンパク質やビタミン、鉄分が豊富な内臓たちが、失業者やこの不景気でサラリーも上がらない庶民たちの救いの神になっているのかもしれない。 子牛の頭tête de veau、子牛や子羊の脳みそ...

料理本

●オプティ美保・高崎順子『パリ生まれプップおばさんの料理帖』 この一冊で、パリ16区に住んでいて、今年94歳になるプップおばさんの料理を味わっているような気分になれる。彼女の笑顔の写真からも、料理からも優しさがにじみ出る。こんな料理の元になっているのが、彼女のおばあさんが手書きした料理帖だ。パリ上流階級の家だっただけに...

サイトを使った 「乗り合い」が増えている。

 最近「covoiturage」という言葉をよく耳にする。これは車の「乗り合い」を指し、発着点が近い友人知人が待ち合わせ、一緒に車に乗ることだ。ヒッチハイクとの違いは、「乗り合い」は習慣性があり、車を順番に使ったり、経費をワリカンにするのに対し、ヒッチハイクはドライバーが路上で合図している人を善意で「乗せてあげる」感覚...
article placeholder

「黒魔術の呪いにかけられたと思った」

 単独大西洋横断ヨットレース〈ルート・デュ・ラム〉で、12月3日最下位でグアドループ島のポワンタ・ピートル港にゴールインしたヴァンサン・ランタン(33)のひと言。フランスのサンマロ港スタート直後に自動航行システムが故障し、昔ながらの航行で、30日14時間32分かけての横断だった。港には家族や友人、ジャーナリストなど多数...

税務署に殺された男。

 脱税や申告漏れで追徴金をとられたり、刑務所に入れられるといった話はよくあるが、さすがに死刑になったという話は聞かない。まして月決めで定額納税している善良な市民が税務署に「殺された」となれば、常軌を逸している。だが、そんな記事が11月末のパリジャン紙に載っていた。 パリの東、クレテイユ市に住む公務員のクリストフ・デエナ...
article placeholder

大型受注で仏STXの将来に希望?

 造船のSTXフランス社(サン・ナゼール)造船所は12月4日、2隻の豪華客船を受注したと発表した。発注したのは米ロイヤル・カリビアン・クルーズ社で、2900人乗りの世界最大級の豪華客船。受注額は約20億ユーロに上る見込み。世界の船舶産業の停滞によって経営が悪化した親会社の韓国STX造船海洋が、2013年春に子会社のST...

「ギロサフト・ショバス! クリスマスおめでとう!」

—母国語をつかう〈グルジア編〉— 15区のRue de la Rosière にある集合住宅の地下に降りると、お香の匂いが鼻孔を刺激した。小さな集会所のような空間の奥にはアーチに縁取られた祭壇が控え、側面の壁にはイコンが掲げられている。幼児から老人まで30人近い人が、ローソクを手に聞きなれぬ言葉で祈りを捧...

Bululù Arepera|予想に反して柔らかな味わい 南米、ベネズエラの温もり。

中南米で料理を想像できる国はメキシコ、アルゼンチン、ブラジルくらいだった私に突如やってきた情報、トウモロコシの粉でできたパンで食べるベネズエラのファーストフード。小さな可愛らしい店内ではアクセントで中南米系だとわかるラテン系のお客が多く、スペイン語が飛び交っていていて情緒たっぷりだ。 このパンはarepaと呼ばれ...
article placeholder

牛のほほ肉を、スパイスを使って煮込んでみよう。

Joue de bœuf aux carottes    パリのレストランで、牛や豚のほほ肉を柔らかく煮込んだ料理がメニューに載る回数が増えている。ボクらも,その真似をして、牛のほほ肉料理を作ってみよう。そのほほ肉はどこで売っているのか? ふつうの肉屋では見つからないことがほとんだ。答えは臓物屋trip...
 

パスワードをお忘れの場合、OVNINAVI.COMに登録したE-mailアドレスにパスワードをお送りします。登録E-mailアドレスを入力してください。


戻る