Ovni --| Numéro 509

サン・マルタン運河が面白い。

ここ数年、サン・マルタン運河界隈が注目を浴びている。 西岸(Quai Valmy)には、どこかアムステルダムを思わせるようなおしゃれなブティックやレストランが並び始め,若者たちの姿が増えた。 運河沿いから少し入ると、映画『北ホテル』で描かれたような懐かしさいっぱいの庶民的な雰囲気がそこかしこに残っている。 そ...

パポン出獄の抜け穴。

 今年3月に議会で成立したクシュネール法は、「寝たきり老人や、生命にかかわる重態の服役者で、釈放しても公序に反しない者は出獄させる」としている。  ナチス占領下、ジロンド県総務局長として約1600人のユダヤ人を強制収容所に移送し「人類に対する罪」の共犯罪で、98年4月に禁固10年の刑...

引っ越しが多くて大変だ。 RER B線Saint-Michel駅 。家賃なし。オテル・デュー病院の水道が飲料水。

 トマスさんは、ノートルダム聖堂近辺で夜を明かすようになって20年。  「『ノートルダムのせむし男』の映画でも、この周辺はホームレスが多いでしょう? 大昔からそういう場所なんです」  かつてはポンヌフの下でもよく寝ていた。「でも7、8年前にアーチストのクリストがポ...

前代未聞の映画が出現した。 “Blissfully yours”

 タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督、『BLISSFULLY YOURS』は驚きの映画。すごーく変! 冒頭は女医さんの診療室。ここにいる3人、皮膚病患者で言葉を発さない青年、彼に付き添う若い娘と中年のオバサン、3人の関係が分からない。その後の彼らの行動も、何のために今それをしているのか分からないことだらけ。つま...
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私は、フランスの会社から招聘

 私は、フランスの会社から招聘(俗にいう引き抜き)を受けてフランスに来ました。  在フランス人と比較すればそれなりに待遇はいいはずなのでしょうが、フランス社会は手続きにしていい加減なことばかり。来たものの日本の給料から比較してもかなり年棒ダウン。日本でもフランスでも、生活面、職業上の...

愛の感覚。 Faire l’amour

 デザイナーのマリーは、彼女の作品の発表会のために、恋人「語り手」と一緒に日本に行く。別れるために。発表会を開催するスタッフを除いて、登場人物はこの二人と、京都の伝統的日本家屋に住み、大学で講師を勤め、食後にはウイスキーを飲むベルナールだけのこの小説。お話を一言でまとめれば、如何に語り手がこの別れを生きるか、となる...
 

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