2週間のニュース 2010-02-15 フランスの出来事 0 1月31日、男子ハンドボール欧州選手権決勝で、フランス代表はクロアチアを25-21で破り、チャンピオンに。「歴史的な」快挙だ。 ●ドヴィルパン前首相、無罪放免 サルコジ大統領らの名前を含む、ルクセンブルク金融機関の隠し口座リストがねつ造されたクリアストリーム事件の裁判で、パリ軽罪 [...]
エアバスA400M、資金調達で内輪もめ 2010-02-15 経済 0 製造計画が遅れている軍事輸送機「A400M」の資金調達問題で内輪もめが起きている。A400Mは仏独英西の4カ国が共同出資するエアバス社が開発している新型軍事輸送機。参加国の入れ替わりなど紆余曲折を経て、現在は上記4カ国とベルギー、ルクセンブルク、トルコの7カ国が合計180機を発 [...]
定年制改正に挑戦? 2010-02-15 ニュース 0 今日、65歳以上のフランス人は1400万人、人口の21%を占める。1983年ミッテラン政権が定年年齢を65歳から60歳に下げて以来、国民の8割は60歳前に定年退職している(平均58歳、16歳から働いた労働者は56-57歳)。EU諸国の平均退職年齢は65歳(スウェーデンは61~6 [...]
フランスで余生をおくる。 2010-02-15 フランスの文化 0特集記事 La Vie devant soi en France 帰郷するたびに「フランスに住み着いてもう何年?」と問われるのは自分が浦島太郎のように見られているのか、または日本語の発音がすこしおかしくなっているのか…。また日本から来たばかりの人から「パリに来られてもう何年ですか」と聞かれ [...]
柔らかくこってりとした風味 2010-02-15 チーズを選ぶ 0 クリスマスから年末にかけてのテーブルによく登場するヴァシュランだが、冬中うまい。フランシュ・コンテ地方のチーズ。山地で飼われている放牧牛の、香り 高く濃い牛乳から作られていて、その柔らかくこってりとした風味にファンが多い。モミの木の一種、エピセアの樹皮の輪っかがはめられ、やは [...]
イサドラは、自然を 唯一の教師とみなした。 2010-02-01 アート 0 “Isadora Duncan, une sculpture vivante” モダンダンスの祖で、当時の慣習に反して素足で踊ったことから「素足のイサドラ」とあだ名されたイサドラ・ダンカン(1877-1927)の生涯を追った珍しい展覧会が開かれている。心 [...]
ポーランド出身の反体制派女優兼歌手 2010-02-01 シャンソン 0 ★★★★Anna Prucnal 「ワルシャワの熱い魂」こと、ポーランド出身の反体制派女優兼歌手アンナ・プリュクナルの久々のパリ公演を待ち続けてきたファンも少なくないだろう。祖国を捨て、1979年に〈東の夢、西の夢〉のリサイタルでパリデビューし、数年間パリジャンを熱狂させたが、そ [...]
20万部を売った写真集 2010-02-01 本 0 ●Izis, Paris de rêve パりを撮り続けた写真家というと、ドワノーが真っ先に頭に浮かぶだろう。生まれがよかったせいもあるけれど臆せず人々の間に入り込み、そのノリで彼らの生き生きとした表情を正面から切り撮ったドワノーの写真は、一つの物語。 それに引き換え [...]
64 667 000人 2010-02-01 数字でみるフランス 0 64 667 000人 国立統計経済研究所INSEEによると、2010年1月現在フランスに住んでいる人は、海外領土県も含め6466万7000人。この1年間で34万6000人増えた。移民数は横ばい状態だから、増加の原因は、世界的に例外的ともいえる出生率と平均寿命が延びていること。出 [...]
ブルカを公道から追放? 2010-02-01 フランスの出来事 0 ブルカ。 上の写真のように、女性が顔を含め体全体を覆うブルカは、元々はアフガニスタンのパシュトゥン族の伝統的衣装だった。それがイスラーム急進派タリバン政権時代に義務づけられるようになる。フランスでこのブルカをまとっている女性は、イスラームのスンナ派の中でも原理主義的で厳格な規律 [...]