晩秋の墓地を訪れて、墓碑銘を〈読んで〉みよう。

モンパルナス墓地


最寄り駅は4号線のEdgar Quinet。大通りを歩いていくと中央門があり、無料で地図がもらえる。他の墓地にくらべると道も平坦で、19ヘクタールという広大な敷地ながら区分けもシンプルで分かりやすい。観光客も多いせいか、中央門で迎えてくれる墓守も慣れたもの。親切に道順を教えてくれるので安心だ。有名人が多く眠るこの墓地には、数々の画家、俳優、文学者のお墓が並び、19世紀から20世紀のパリの歴史好きにはたまらない場所になっている。そんなお墓に寄せられたメッセージを見て、各地からやってきた巡礼者たちの気持ちを想像するのがまた楽しい。(さ)

 
今でもファンが多いゲンズブールの墓は、いつ来ても一番にぎやか。寄せられた似顔絵からは、ファンそれぞれが抱くゲンズブール像が垣間見られる。供えられているキャベツは、彼の傑作アルバム「L’Homme à tête de chou くたばれキャベツ野郎」にちなんだファンならではのアイデア。


「あまりに早く亡くなった、みんなに愛され美しかった大親友のリカルドへ」。37歳で亡くなってしまったリカルド。猫好きの、格好いい男だったのだろう。
モンパルナス墓地には個性的な墓も多いけれど、このお墓が一番素敵です。


高等師範学校で出会ったサルトルとボーヴォワール。実存主義のリーダーとして20世紀を引っ張った二人は、中央門を入ってすぐ右の墓で一緒に仲良く眠っている。
ボーヴォワールの名前の下にキスマークが。サルトルが墓の中で嫉妬しているかも?


映画監督ジャック・ドゥミの墓。

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