最初から最後までどこか山師的な人である。 “Yves Klein, corps, couleur, immateriel” 2006-11-01 イヴ・クラインというと、あの、「インターナショナル・クライン・ブルー(IKB)」を一面に塗った作品が有名だ。なぜ青一色? この色にどんな意味が? と思っていた人は、ポンピドゥ・センターのイヴ・クライン展に来れば、疑問が解ける。1962年に34歳で急逝した芸術家の全貌を約160点の絵画や写真で... アート 0
ゲートルの 新たな用途が かわいらしい 2006-11-01 10月中旬に入っても、暖かくて過ごしやすい気候が続いている、とウキウキしていたけどやっぱり今年も冷たい風が吹き始めた。すぐそこまでやって来ている冬の存在を感じてしまう。急に寒くなったこの時期にみんなどんな服を着るのだろう? 道ゆく人を観察したけど、さすがにロングコートはまだ見かけない。セータ... ストリートスナップ 0
★★★★Jeanne Cherhal 2006-11-01 ジャンヌ・シェラルは今、最も注目されている大型新人女性歌手。シャンソンの伝統を受け継ぐ先輩歌手のジュリエットが自分の後継者の出現に大いに喜んだとか。2枚目のアルバム "Douze fois par un" でアカデミー・シャルル・クロ賞を受賞し、昨年の仏音楽大賞でも新人歌手... イベント・文化情報 0
OVNI 598 : 2006/11/1 2006-11-01 昨年10月27日、パリ北郊外セーヌ・サンドニ県クリシー・ス・ボア市で、警官に追われ電力公社の変圧施設に逃げ込んだ少年2人が感電死した事故をきっかけに若者たちの怒りが爆発。毎晩、数百台の車やバス、幼稚園や体育館、警察署など公共施設への放火・破壊行動が、他の都市郊外にまで広がった。あれから一年。クリシー... フランスの出来事 0
秋が深まり、子牛のバラ肉の煮込みがうまい。 2006-11-01 Tendron de veau aux carottes 秋が深まり小寒い日が続くと無性に食べたくなるのが、こってりとろけるような風味をもった子牛のバラ肉の煮込み。子牛の肉は高くてなかなか手が出ないが、tendronと呼ばれる脂身が混じったバラ肉の部分は、キロ8ユーロ前後だから、まだまだ気楽に利用できる。今回はたっぷ... 肉料理 0
Charles Traiteur|ブーダンの王様 2006-11-01 「ブーダンの王様」と雑誌に紹介されていたのを見て、これはぜひ試そうと来店。堂々とした白ブーダンの山と、値札に書かれたヨーロッパチャンピオンの文字が目にとまる。シンプルな白ブーダンもいいが(27€/kg)、この季節ならではのセープ茸入り(33€/kg)を試そう。バター少量をとり、熱したフライパンでこんがりキツネ色に焼... 専門店 0
Grands Corps Maladeー セーヌ・サンドニ県出身、スラムのスター。 2006-11-01 左の欄で取り上げたスラムのスターが「病んだのっぽの体」、仲間内の通称はファビアン。この夏、彼のファーストアルバム『Midi 20』からのプロモーションビデオがテレビによくかかっていた。10月初めにはパリのバタクラン劇場で9日間の公演を行い、連日超満員。 1977年セーヌ・サンドニ... Profil / Media:話題の人 0
New Belle Seine|ウズラ料理は天下一品。昼の定食もおすすめだ。 2006-11-01 ベルヴィルの交差点から入った小さな通りにある一見ふつうの中華レストラン。10年前以上から通っている店だけれど、ここのウズラの唐揚げ Cailles sautees au basilic(7.5€)は今でも天下一品。 まず写真を見てもらいたい。骨ごと四つに切り分けたウズラが、しっかりと下味をつけられたあと、カラ... フランス料理 0
Quartett 2006-11-01 原作はド・ラクロの小説『危険な関係』。ドイツ人劇作家のハイナー・ミュラーは、貴族社会における腐敗した男女関係と恋愛ゲーム『カルテット』を描くのに、中心人物二人の会話だけで構成される二人芝居を書いた。軸となるのはヴァルモン子爵とメルトゥイユ公爵夫人の一騎打ち、ヴァルモンは公爵夫人を... イベント・文化情報 0
歩道は広く、車道は狭く。 2006-11-01 昨年あたりからパリのあちこちで道路整備が行われているのにお気づきだろうか? 歩道を広くして木や花が植えられ、自転車専用道、バス専用道が設けられ て、一般車道がぐっと狭められている。車の騒音と排気ガスであまり散歩する気にはなれなかったクリシー、マジャンタ、ジャン・ジョレス大通りなどが次々 と、以... フランスの出来事 0