Ovni | Numéro 779

ユゴ―の食風景 -7-

  『レ・ミゼラブル』(1862年)に最も頻繁に登場する食べ物は何をおいてもパンだけれど、それにセットのように添えられているのがチーズ。刑務所を出てお腹をすかせたジャン・ヴァルジャンが宿屋で注文するのも、心無い […]

中国正月(春節祭2/19)龍踊り

 2月21日午後、レピュブリック広場から3区、4区(市庁舎周辺)界隈。22日は、20区(ベルヴィル)、13区中華街 (Av. de Choisy、Av. d’Ivry)でも。

パリのカーニバル/女のカーニバル

 パリのカーニバルは11〜15世紀、ノートルダム周辺でくり広げられていた。今年のテーマは〈騎士・ドラゴン・城主〉で、2月15日14h〜。ガンベッタ広場→メニルモンタン→ベルヴィル→Rue du Fg du Temple→ […]

故郷アルジェリアに ちょっと似ている。

サラさん。 Commerce駅界隈(15区)  1980年代初頭に来仏し、人気のクスクス屋を営むアルジェリア人のサラさん。店があるのは、住宅地が広がるコメルス駅界隈。パリ15区はパリで最も人口が多く、日本人の住民も多い。 […]

トラック野郎たちの姿はないが、店名に恥じないすごい量だ。

 「Les Routiers」という店名は、ふつう国道や県道沿いにあって、トラック野郎たちが通う食堂に付くもので、値段も手頃で、おなかいっぱい食べられるレストランのはずだ。ところが ここはパリ18区の街の中にあ […]

矛盾を抱えた人や土地を優しさで描く

映画『Les Merveilles』アリーチェ・ロルヴァケル監督会見  緑豊かなイタリア中部ウンブリア州。頑固な父親のもと養蜂業を営む一家。隔絶された田舎町にもテレビ番組の撮影隊が来たりと、外部からの風が吹き込んでくる。 […]

現実に踏みとどまる詩的なムードの切り取り方

●Things People Do  誠実さゆえ職を失う家族思いの男が、ささいなボタンの掛け違いで犯罪の道へ。プール付き一軒家の住人にありがちな «見せかけ中流階級 »の脆さまで透けて見えてくる。 […]

ジャン・プルヴェの椅子に座わりたい。

 映像音響ディレクター、DJとして、活躍していたアルノー・エルバーズ。10年前から、「デザインの世界」に目覚める。ユニフォーム化された建築、家具にうんざりしたアルノーのヴィンテージ探求が始まる。アルノーのバイブルとなった […]

睡眠薬や精神安定剤の売り上げ

18.2%  イスラーム過激派によるテロで、1月7日から9日にかけて、パリ11区の週刊風刺誌シャルリー・エブド事務所や12区のユダヤ食品店で、17人が殺害されてから5日間の間で、フィガロ紙の調査によると、睡眠薬や精神安定 […]

牛肉の赤ワイン煮からセープ茸の香りが。

Bœuf bourguignon aux cèpes    冷凍食品のチェーン店〈ピカール〉で、小さめのセープ茸の傘のところだけをパックしたものを見つけた(300グラムで6ユーロ)。試しに、ブッフ・ブルギニョン […]

1%の富豪が世界の富の半分を所有

 世界人口の1%に当たる少数の人が、2016年には世界全体の富の半分を所有することになるというショッキングな調査が発表された。この調査は、貧困・不公正と闘う世界の17の非政府組織の連合体「オックスファム」がクレディ・スイ […]

Jeff Koons : La rétrospective

 オープニングから17日間で12万人という驚異的な入場者数を記録した大人気の回顧展。ジェフ・クーンズ (1955-)が好きか嫌いかは別として、商業的に大成功しているアーティストの全体像を見ると、アートとは何かを改めて考え […]

歴代受賞者9万3千人、 女性10%、軍人3分の2。

あまり違いがわからない歴代のレジオン・ドヌール勲章。 — レジオン・ドヌール勲章博物館 —   曇り空の水曜、午後1時。カメラを手にした観光客が、オルセー美術館に吸い込まれてゆく。その向かいには壮麗な白亜の建物 […]

Tatoueurs, Tatoués

 数カ月前から話題の展覧会である。何度見ても新しい発見がある。歴史的、社会学的、そして美的観点から入れ墨を捉え、入れ墨へのイメージと先入観を一変させる、力のこもった展覧会だ。  入れ墨は古代から世界各地で施されてきた。そ […]

Anne De Gelas : L‘amoureuse

© Anne de Gelas  ベルギー人アーティスト、アンヌ・ド・ジェラスの伴侶は、北海の海辺で脳卒中で倒れ、2010年に亡くなった。デッサン、写真、自動筆記に近い文章からなる日記的制作ノートから取り出した […]

命の危険に突然さらされたら…。 『 Snow Therapy 』

 もうじき2月のバカンス、学校が休みの2週間をどう過ごすか?親は頭の痛いところだ。経済的に余裕があれば家族連れでスキーというのが一つの定番。映画『Snow Therapy』はスウェーデンからフランス・アルプスにやって来た […]

犠牲者も犯人も 「93」県出身。

 「Non, c’est bon, chef(もう撃たないでくれ)」。シャルリー・エブド編集部襲撃の直後、クアシ兄弟の銃弾を受けた警官のアフメド・メラベさんが、腹部を押さえてもだえながら、脳天を打ち […]

大統領の支持率

19%→40%  1月16日から17日にかけてIFOPが行った世論調査によると、フランソワ・オランド大統領の支持率が21ポイント跳ね上がって40%に。11日のテロに抗議して表現の自由を擁護するデモに、50カ国余りの首脳を […]

歴史あるテアトルが最新クラブにリニューアル。

 おしゃれなお店の出店ラッシュが続くフォーブール・サンドニ通り。高感度の人々から、熱い視線が集まっている。有名人の姿もちらほら見かけ、週末は特に人が多く活気がある。その注目のエリアに、また新たな話題。1876年に創設され […]

今が食べどき●lard gras

 2月初めには、ピークの寒さがあったりする。そんな時、ちょっとくらい健康に悪くても脂っこいものが食べたくなる。そこでラードの登場、といっても、フランス語のlard grasは、ラードをとり出す前の豚の背脂のことだ。英語で […]

窯(かま)が違う、生地が違う。本場ナポリのピッツァ!

 パリ20区、ピレネー駅近くに本格的なナポリのピッツァが食べられる店がオープンしたと聞いたのは昨年11月末。無類のピッツァ好き、ナポリには毎年足を運んでいる私としては、試さずにはいられない。いつも大繁盛で予約必須と聞いた […]

陰にいた女性たちに光を当てる

© Emmanuelle Ales  ●Le mariage de Figaro  伯爵の執事フィガロと伯爵夫人の侍女であるスザンヌの婚礼の日におこる様々な出来事を描くのがボーマルシェの「フィガロの結 […]

OVNI 779

OVNI 779 : 01/02/2015 ダウンロード

Haїti : Deux siècles de création artistique

 19世紀から現代までのハイチ人アーティスト約50人の150点を展示している。ナイーブアート、抽象絵画、風刺画、廃物利用の彫刻、現代アートのインスタレーション、刺繍作品など、まったく作風が違う作家を選び、ナイーブで呪術的 […]

「表現の自由」の限界。

1月15日付リベラシオン紙。  1月7日、クアシ兄弟がシャルリー・エブド誌編集部で12人を、9日、アメリー・クリバリがユダヤ食品店でユダヤ人4人を銃撃した事件は世界を震撼させた。ヴァルス首相は「ユダヤ人なしのフランスはフ […]

見本市

〈Expo Langues語学関係見本市〉 2/5-7 : Porte de Versailles 15e 〈Salon Bien-être-Medecine douce & Thalasso〉 2/

フィルハーモニー・ド・パリがオープン。

 パリのラ・ヴィレット公園に新たな音楽複合施設「フィルハーモニー・ド・パリ」(ジャン・ヌーヴェル設計)がオープンしたと聞いて行ってみた。見慣れた音楽都市Cité de la Musique(今後は「フィルハ […]

Sonia Delaunay – Les couleurs de l’abstraction

©Pracusa 2013057 ©Skissernas Museum, Lund,Sweden/Emma Krantz  戦前のパリ前衛美術界で、画家の夫ロベールとおしどり夫婦で活躍し、色彩が躍動す […]

欧州写真家展〈Festival Circulation(s)〉

 今回5回目。秋に行われたコンクールで選ばれた欧州若手写真家46人の作品。3月8日迄(火〜金13h-19h/土日12h-19h)。無料。 Centquatre : 5 rue Curial 19e

Vide-greniers(フリーマーケット)

2/7 : 14 rue de Patay 13e 2/8 : 8 rue Godefroy Cavaignac 11e

テロほう助容疑で4人を勾留

 パリ南郊外での警官射殺とパリ12区のユダヤ食品店人質事件の犯人アメディ・クリバリのために武器を調達した容疑で、4人の男性が1月21日に勾留された。クリバリの犯行をほう助した疑いでは、15~16日にパリ郊外で計12人が身 […]

欧州中央銀行、1兆ユーロの国債買入れ

 欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁は1月22日、ユーロ加盟国の国債などを大量に買い入れて量的金融緩和を行うというECBとしては初の措置を発表した。2016年9月まで月に600億ユーロ、計1兆ユーロの国債や社債を買い入れ、 […]

ヴァルス首相、テロ防止策を発表

 パリのテロ事件を受け、ヴァルス首相は1月23日、テロ防止策を発表した。同策に物的・人的資金を2015年だけで2億4600万ユーロ、17年までに計7億3600万ユーロを充当する。テロ事件の犯人の監視が緩かったとの批判を受 […]

Jean Pierre Schneider

© Bertand Michau et courtesy galerie Berthet-Aittouarès, Paris  ジャン=ピエール・シュネデール(1946-) は、油彩の下地に大理石 […]

ギュスターヴ・モロー美術館再開

 改修工事後1月22日開館。モローが自分の邸宅を美術館として改造した1903年当時の内装を再現。1階から3階まで油彩1200点、水彩・デッサン他4000点を展示。 月水木10h-12h45/14h-17h15、金土日10 […]

EU委、アマゾン節税疑惑調査の根拠公表

 欧州委員会(EU委)は1月16日、アマゾングループへのルクセンブルク政府の支援に関する調査を行う根拠を明らかにする文書を公表した。同国税務当局がアマゾンの租税回避を支援していたことは、世界記者連合が2014年秋に暴露し […]

長距離トラック運転手が抗議運動

 1月18日夜から長距離トラック運転手が4労組の呼びかけに応じ全国50ヵ所で幹線道路での徐行運転や産業団地の入口封鎖などの抗議運動を開始した。トラック運転手の労組は、月給100ユーロ増に相当する5%のベースアップと1カ月 […]

人工心臓移植の男性が退院

 アラン・カルパンティエ教授は1月19日、自ら開発した人工心臓を昨年8月にナントで移植した68歳の男性が、1月初めに退院したと発表した。経過は良好で男性は普通の生活を送っているという。この人工心臓は仏カルマ社が開発したも […]

レイチェル・ポッジャー

 クラシックが大好きな日本の友人が「レイチェル・ポッジャーが日本ではあまり人気がでないんだよね」と言っていたが、ポッジャーは、バロックバイオリンの五指に入る名手だ。バッハの無伴奏のソナタ、協奏曲、モーツァルトのソナタと、 […]