La Fournée d’Augustine|2004年パリのバゲットコンクール1位 2004-04-01 専門店 0パリ14区 2004年パリのバゲットコンクール1位。昨年は2位だったので、そこがまたいいじゃないですかと思っていたら、今年は1位の栄誉に輝いてしまった。経営しているピエールさんは、まだ23歳の将来有望なパン職人だ。 エリゼ宮にも配達されるというそのバゲット(1€)のお味はというと、皮はパリパ [...]
フランス人も「トレ・ボン!」豚肉の煮込み料理。 2004-03-15 肉料理 0 Travers de porc mijote 先日、Tさんの家に招かれた。チラシ寿司もおいしかったけれど、いっしょに出てきた、とろけそうな豚の煮込みに舌鼓。フランス人のゲストたちも「C’est très bon !」と歓声をあげた。さっそくTさんに作り方を教わりました [...]
甘くなるまで炒めた玉ネギと干ダラをオーブンで焼く。 2004-03-01 魚料理 0 Morue aux oignons 532号で紹介したポルトガルレストラン〈シェ・カルロス〉で食べて、すっかり感心した干ダラ料理を再現。玉ネギの甘みと干ダラの塩味が、みごとに溶け合ったおいしさを発見してみたい。 5、6人分として、干ダラ600グラムを塩出ししておく(右の欄参照)。 [...]
LE MILLE-PATES|イタリア食材 2004-03-01 専門店 0パリ1区 ペコリーノチーズや、ウイキョウ入りのソシソンなどトスカーナ地方を中心に厳選された物産を扱うイタリア食材店。 注目は抜群にうまい生パスタ。ラビオリを中心に日替りで数種。私のおすすめは、ほうれん草のリコッタ入りラビオリ(25€/kg)。ゆで時間はかっきり8分! 自家製のトマトペストソ [...]
子牛肉のステーキにはマッシュルームソースが合う。 2004-02-15 肉料理 0 Cotes de veau sautees a la duxelles マッシュルーム、エシャロット、玉ネギをみじん切りにして炒め合わせたものをデュクセルduxellesといい、生クリームを加えてそのまま付け合わせにしたり、詰め物として使ったり、ソースに加えたり、と用途が広い。ぜ [...]
「ルーヴルは小さなオブジェが面白い」 2004-02-01 パリの日本人 0インタビュー 法定翻訳家の前野寿邦さんの事務所を訪れた。在仏34年、法定翻訳というカタイお仕事柄にも関わらず、ご本人は、とても気さくで、穏やかな笑顔で迎えてくれたのでひと安心。 法定翻訳の仕事とは、学校や役所に提出する正式な書類の翻訳だけかと思いきや、前野さんは、犯罪や事件にまきこまれた日本 [...]
ローストビーフは当然ながら肉の質が決め手。 2004-02-01 肉料理 0 Rosbif 大みそかのパーティーに、ローストビーフrosbifを焼き、冷ましてから、できるだけ薄く切ってマヨネーズベースのソースを添えて出したら、友人たちに大好評。でも、まずはフランス風にローストビーフを焼くことにしましょう。 ローストビーフがおいしいかどうかは、まず材料の肉次 [...]
スズキを香りよくマリネして味わいたい。 2004-01-15 魚料理 0 Bar marine aux herbes 地中海に面した地方では、その性格がどう猛なせいかloup(オオカミ)と呼ばれるスズキ。最近は養殖ものが魚屋の店頭に並び、香りは少々欠けるが、キロ15ユーロ前後と以前よりは安くなった。なんといっても粗塩を振って焼き上げるのがいちばん。マル [...]
ブッフ・ブルギニョンを復習してみよう。 2003-12-15 肉料理 0 Boeuf bourgignon 寒くなってくると、わが家の食卓にも登場する機会が増えるのが牛肉の赤ワイン煮boeuf bourguignon。フランス家庭料理の中では横綱級の存在だが、材料をきちんと選んで時間さえを惜しまなければ、誰にでも簡単にできる一品だ。 牛肉はゼラチン質や [...]
ヨーグルト入りのケーキは体に優しい。 2003-12-01 デザート 0 Gateau au yaourt 娘のリリは高校2年生、ときどき台所に入り込んで料理を楽しむようになってきた。「卵もバターも少ししか入らないから、カトル・カールよりはずっと体にいいよ!」と、最近、何度も繰り返し作っているのが、このヨーグルトケーキ。朝ごはんにもいい。今回は、季節の [...]