R・ロマネッリ、日本の歌手とバルバラへのトリビュート公演。 2017-11-19 音楽コンサート 0 バルバラが亡くなって今年で20年。アニバーサリー年とあって、俳優マチュー・アマルリックがジャンヌ・バリバールをバルバラ役に『Barbara』カンヌ映画祭に出品したり、フィルハーモニーでも大回顧展が来年1月28日まで開催されている。クラシック界の若手ピアニスト、アレクサンドル・タ [...]
一番注目の若手トランペッターAmbrose Akinmusire 2017-11-01 音楽 0 11月6日(月) まれにみるテクニック、その力強さとあたたかさを併せ持ったサウンドで、若手のトランペッターの中でも一番注目されているのが、今年35歳のアンブローズ・アキンムシーレだろう。ハンコックやジョシュア・レッドマンなどと共演しながら腕を磨きつつ、彼ならではの音楽を探る姿勢 [...]
CD:Tricky “Ununiform” – 心の暗闇でうごめく感情まで。 2017-10-24 音楽 0 トリッキーの初アルバム『Maxinquaye』は、ヒップホップ、エレクトロ、レゲエなどを融合し、油断ならないサウンドに満ちた、トリップホップの名作。3枚目の『Pre-Millennium Tension』は、低音域のビート、巧みなサンプリング、毒を含むギター、呪術的な歌…、トリッ [...]
Marc Copland繊細でリリカルなピアノ 2017-10-20 音楽コンサート 0 10月28(土) 名ベース奏者ゲイリー・ピーコックや最近亡くなったギター奏者ジョン・アバークロンビーと共演し、繊細なピアノを弾くマーク・コープランド。今回はソロで、そのリリカルな演奏を聴かせてくれる。21h-、28€。 [...]
Auditorium de Radio France国営ラジオのオーディトリアム 2017-10-17 コンサート音楽 0 10月19日、22日、25日。セーヌ川沿いの巨大な円形の建物ラジオ・フランス。2014年11月にオープンしたオーディトリアムは、客席数1460、大オルガンは音響がよく、入場料も他の大ホールより安めだから、どんどん利用したい。 ▪️19日20hは、78歳のマレク・ヤノフスキ指揮、国 [...]
Kein Licht「光のない。」ポスト・フクシマのオペラ。 2017-10-13 舞台・映画音楽 0 10月18日(水)〜22日(日) ノーベル文学賞作家、エルフリーデ・イェリネクが福島の原発事故後に書いた戯曲「KeinLicht-光のない。」をフィリップ・マヌリがオペラ化(厳密にはオペラではなくマヌリが提唱する新ジャンル "Thinkspiel")。生楽器/電子音楽、セリ [...]
Philippe Herreweghe 2017-10-02 音楽 0 10月9日(月) フィリップ・ヘレヴェッヘは、ベルギー生まれの指揮者。23歳でコレギウム・ヴォカーレ・ゲントを創立し、欧州トップクラスの合唱団にまで高める。フランスバロックのリュリやシャルパンティエの声楽曲で注目され、バッハのカンタータ、ミサ曲、受難曲などの世界に入っていく。カ [...]
CD : Boris Giltburg “Shostakovitch” 2017-09-23 音楽 0 ショスタコーヴィチは若くしてピアニストとして一躍脚光を浴びた。ピアノ曲にも名曲が多い。 2013年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで1等賞を得たボリス・ギルトブルグによる、このショスタコーヴィチ集が素晴らしい ! 15曲の弦楽四重奏曲の中でも傑作の8番を、ギルトブルグ自ら [...]
CD : Heroines of Love and Loss 2017-07-23 音楽 0 ヨーナス・ノルドベリがジョヴァンニ・カプスベルガーのトッカータをテオルボで弾き始めると時が歩みを止め、ルビー・ヒューズがヘンリー・パーセル作の曲を歌い出す。「おお、私を連れていっておくれ、安らかな闇へと…」。バルバラ・ストロッツィ、クラウディオ・セッサなどバロック初期の作曲家によ [...]
どこかランボーの彼方へ ー Somewhere over the Rimbaud 2017-07-22 音楽 0 米国の女流ロッカー/詩人のパティ・スミスが、この3月に北フランス、アルデンヌ地方にある詩人アルチュール・ランボーの母が持っていた農家(その中で少年詩人が「谷間に眠る者」や「酔いどれ船」を書いたと言われる)を買い取ったという。崇拝的なランボー愛。ジム・モリソン、カート・コバーンなど [...]