CD “Avalon Blues” 2018-01-21 音楽 0 1928年、オーケー・レーベルのプロデューサーは、ミシシッピー州にすごいブルース歌手がいると聞いて探し回り、アヴァロンという村でミシシッピ・ジョン・ハートに出会う。彼のギターを聞いて驚き即座にメンフィスで『Frankie』など10数曲を、翌年もNYで録音するが、大恐慌が訪れ出版で [...]
Barbara chante Barbaraバルバラの歌はバラバラで。 2017-12-24 音楽 0 バルバラ没後20年。彼女に捧げるコンサートや、ザジなど13人の女性歌手がバルバラを歌うアルバム、アレクサンドル・タローによるピアノ編曲盤、パトリック・ブリュエルの聴くに堪えないバルバラ集ビデオなど、この一年ちょっとしたブーム。 でもバルバラの歌はバラバラで聴くしかない! 一つ一つ [...]
CD : John Eliot Gardiner “Magnificat” 2017-12-19 音楽 0 33年ぶりにガーディナーがバッハの『マニフィカト』を、1728年に改定される前の初版で再録音。この版は調性がやや高く、ガーディナーのテンポが全体的に早め。冒頭の「Magnificat…」から、その輝かしさに踊り出したくなる。それでいてモンテヴェルディ合唱団の一糸乱れぬ力強さ!ソプ [...]
Concerts du Dimanche Matin12月、日曜朝のコンサート。 2017-12-02 音楽 0 12月3日、10日、17日。 3日は、ピアノのヴァンサン・コックなどからなる、今年で結成30年のトリオ・ワンダラー。シューベルトの第1番とドヴォルザーク第4番『ドゥムキー』を演奏。シューベルトのアンダンテは、シューマンが「生きることの一切の不幸が、魔法にかかったように消えていく」 [...]
“Mammifères” Miossec港町ブレストの男の歌声 2017-11-22 音楽 0 ミオセックは、1964年、フランス最西端フィニステール県の港町ブレストに生まれた。95年に出たファーストアルバム『Boire』で、ドミニック・Aと並んで 「シャンソンのヌーヴェル・ヴァーグ」と騒がれてから20年がたった。昨年秋には、10枚目の『Mammifères』、今年になって [...]
CD : Fishbach “A ta merci” 2017-11-21 音楽 0 「On me nomme la mort On me dit tu…」。カトリーヌ・ランジェ(リタ・ミツコ)かな?とテレビの前に行くと、若く細身の女が身をくねらせ歌っている。リズムのノリも抜群だが、その声!柔らかいメゾソプラノが雲がかかったようにかすれている。さっそくファーストア [...]
R・ロマネッリ、日本の歌手とバルバラへのトリビュート公演。 2017-11-19 音楽コンサート 0 バルバラが亡くなって今年で20年。アニバーサリー年とあって、俳優マチュー・アマルリックがジャンヌ・バリバールをバルバラ役に『Barbara』カンヌ映画祭に出品したり、フィルハーモニーでも大回顧展が来年1月28日まで開催されている。クラシック界の若手ピアニスト、アレクサンドル・タ [...]
一番注目の若手トランペッターAmbrose Akinmusire 2017-11-01 音楽 0 11月6日(月) まれにみるテクニック、その力強さとあたたかさを併せ持ったサウンドで、若手のトランペッターの中でも一番注目されているのが、今年35歳のアンブローズ・アキンムシーレだろう。ハンコックやジョシュア・レッドマンなどと共演しながら腕を磨きつつ、彼ならではの音楽を探る姿勢 [...]
CD:Tricky “Ununiform” – 心の暗闇でうごめく感情まで。 2017-10-24 音楽 0 トリッキーの初アルバム『Maxinquaye』は、ヒップホップ、エレクトロ、レゲエなどを融合し、油断ならないサウンドに満ちた、トリップホップの名作。3枚目の『Pre-Millennium Tension』は、低音域のビート、巧みなサンプリング、毒を含むギター、呪術的な歌…、トリッ [...]
Marc Copland繊細でリリカルなピアノ 2017-10-20 音楽コンサート 0 10月28(土) 名ベース奏者ゲイリー・ピーコックや最近亡くなったギター奏者ジョン・アバークロンビーと共演し、繊細なピアノを弾くマーク・コープランド。今回はソロで、そのリリカルな演奏を聴かせてくれる。21h-、28€。 [...]