カウリスマキの作品も北野の作品も台詞に頼らない。 Juha / Jugatsu 1999-04-15 舞台・映画 0 日本でも人気のあるフィンランドのアキ・カウリスマキの新作『Juha』は白黒の無声映画 (伴奏入り) だ。お話は単純な(!?)三角関係… 田舎で幸福に暮らす農民夫婦の前に現れた町のダンディー。男は言葉巧みに農婦を口説き、ナイーヴな女はよろめき (死語?)、夫を捨てて [...]
最新映画情報 1999-04-01 舞台・映画 0 ●Vivre au paradis 「フランスにきたら贅沢させてやるって言ったじゃない…」 家族を受け入れるために夫が入念に準備した掘っ建て小屋へ足を踏み入れた瞬間に妻は夫を責める。 フランスが天国だと信じてやってきた移民たちにとっての現実は厳しい。 時は1960 [...]
時には大人びて、時には幼稚な13歳。 ROSIE 監督 : パトリス・トーイ 1999-03-15 舞台・映画 0 初っぱなから、タイトル・ロールを演じる女優(と呼ぶにはまだ幼い)ロージー役のアランカ・コペンスの表情が、仕草が、我々をこの映画の世界に惹き込む。あどけなさとふてぶてしさが混在した思春期を、そのまま体現していて眩しいほどだ。ロージーは今、感化院のような施設に入れられている。ここに至 [...]
最新映画情報 1999-03-01 舞台・映画 0 ●Happiness 専業主婦の長女、流行作家の美しい次女、そしてステディな相手もなく不安定な生活を送る三女。 この三人姉妹にとって「幸せ」とは一体何か? また彼女たちのまわりにどれだけ「幸せ」が存在するのか? 自分の子供の同級生をレイプしてしまう長女の夫、自分を犯した管理人を [...]
危険を覚悟で必見の作品です。 Seul contre tous 監督 : ガスパー・ノエ 1999-02-15 舞台・映画 0 ガスパー・ノエの『独り対全て/Seul contre Tous』は、本当に凄い映画で、何から書いていいのか分からないし、上手に作品の価値を伝えなくてはという使命感もあり緊張します。この監督は『カルネ』という中編が日本でやたらにもてはやされ、『カルネ』をそこまで評価できなかった( [...]
最新映画情報 1999-02-01 舞台・映画 0 ●Festen オールロケーションでしかも自然の光だけで撮影を行う、など10項目の決まりに沿って映画を作る運動Dogme 95。Lars von Trierに続いて、若干29歳のデンマークの監督トーマス・ヴィンターバーグの作品が昨年のカンヌでも話題になった。シャトー・ホテルを経営 [...]
最近ノリノリのエロディー。 LOUISE (take 2) 監督 : ジークフリード 1999-01-15 舞台・映画 0 女優エロディー・ブシェーズの最近のノリ具合には目を見張る。別に『天使が見た夢/La vie revee des anges』でカンヌ映画祭の女優賞を獲得したから言うのではなく、『Les Kidnappeurs』でも『J’aimerais pas crever un [...]
やりまくるほどに奈落に落ちる。 L’Ennui 監督 : セドリック・カーン 1998-12-15 舞台・映画 0 やりまくる映画である。(下品な表現でスミマセンが)やりまくれば、やりまくるほど主人公は奈落に落ちて行く。性の不一致を理由に離婚するケースは多いが、彼の場合は性のまれにみる一致に苦しめられるのである。 遅咲きの大器(?)、シャルル・ベルリングがマルタンという主人公を演じる。彼は [...]
最新映画情報 1998-12-01 舞台・映画 0 ● L’Impitoyable lune de miel ! テックス・エイヴリーのアニメは、体がビヨーンと伸び縮みする登場人物が特徴。エイヴリーのアニメを見るアメリカの子供って、アメリカの繁栄を象徴しているようでほのかな憧れがあった。 初めてフランスで公開されるビ [...]
ルルーシュ節が結構快感だった。 『Hasards ou Coincidences』 監督 : クロード・ルルーシュ 1998-11-15 舞台・映画 0 クロード・ルルーシュという監督の作品を、いつ頃からか色眼鏡で観るようになった。多分、日本で当たった『愛と哀しみのボレロ』が嫌いだったからだ。何故って、あの、登場人物が沢山いて、エピソードが重なり合って、手持ちカメラを振り回して (実は観客は船酔い状態で気持ち悪くなっているのだが [...]