欧州で腸管出血性大腸菌感染広がる

 5月半ばからドイツ北部で発生した腸管出血性大腸菌O104/H4の感染者は、欧州など15カ国のドイツへ旅行した住民に広がり、6月7日時点で溶血性尿毒症などを引き起こして死亡した人が24人(うちドイツ23人)、感染者は約2400人に上った。フランスでもドイツに旅行した人10人の感染者が確認された。5月26日、欧州委員会はスペイン南部産のキュウリが感染源である疑いを発表したが、6月1日になって撤回。5日にはドイツ保健当局がドイツ北部産モヤシが感染源の疑いありとしたが、6日までの検査結果は否定的だった。ドイツ当局がキュウリ、トマト、サラダ菜などの生野菜を食べないよう奨励したことで、欧州の野菜生産者に大きな被害が出ている。