
2026年度予算法により、3月1日からEU域外から仏に150€未満の物品が国際郵便で送付される場合、従来の付加価値税(TVA)(45€以上の場合)に加えて税関管理手数料(Small Parcel Tax)2€が課されるようになった。もともとは中国 Sheinなどのサイトからの購入(輸入)が爆発的に増加した(2022~24年で小包数は3倍、総額で19億€から53億€に)ため国内製品を保護するための措置だが、日本からの小包も例外ではなく、個人・家族間などの贈り物にも適用される。
この新税は関税分類番号(HSコード)」ごとに課されるため、Tシャツ4枚でも2€だが、Tシャツ、ウールズボン、靴などコードが異なる3品目があれば2€×3=6€となる。商品サイト上の購入なら、TVAなどとともに購入時に一括請求されるが、日本からの個人的な送付の場合は、受取人がラ・ポストなどの配達業者から支払いを求められる(ただし、個人間の贈物なら免税になることも)。2023年頃から日本からの物品送付には事前に国際郵便マイページサービスで通関電子データを入力することが義務付けられたが、その際のHSコード検索で新税がいくらになるか見当がつけられる。この2€は7月からは欧州レベルの3€が加わって1品目につき5€になる。
今のところ Shein などはベルギーやオランダに送ってから陸路で仏に運ぶことにより、この新税を逃れているという。



