Magritte - La trahison des images 2016-10-18 アート 0 マグリットって、こんなに知的な画家だったのか、と彼に対する評価が一変するような展覧会だ。プラトン、ハイデッガー、フーコーなど哲学者の名前が説明のなかにキラ星のように出てきて、本展を企画したコミッショナーの知的レベルについていくのは大変だが、難しいことはわからなくても、マグリットの [...]
「21世紀のゲルニカ」 2016-10-17 発言から知るフランス 0 「 アレッポが21世紀のゲルニカになることを、許すことはできない 」 9月末よりシリア政府軍とロシア軍による、反政府軍の抵抗が続くアレッポ東部の病院への空爆が続き、医療関係者や市民に多数の犠牲者が出ていることに対し、9月28日、エロー外相は国民議会で強く抗議した。「この数日間の攻 [...]
Le cochon gaulois|伝統的なゆっくりとしたリズムで作る豚肉料理。 2016-10-17 フランス料理 0パリ18区 店内に入ってまず目にとまるのが、5円玉形の大きなテーブル。BDのアステリックスに登場する宴会用のテーブルのように、和気あいあいとにぎやかに食事が出来そうだ。自らをオベリックスと称するご主人マキシムさんならではの発想が活きている。 席に着くと、マキシムさんがメニューを片手にひとつひ [...]
Tirer son épingle du jeu(窮地を脱する)(4) 2016-10-17 おキミのフランス語表現 0 〈Tirer son épingle du jeu〉(きわどいところを救われる)の由来は15 世紀の少女たちの遊びの一つで、壁に円を描き、その中に刺してあるピンにボールをぶつけてピンを落とすゲームから来ているとみられる。たとえば、竹ひごを使ったゲーム、ミカドをしながら、2、3本が [...]
僕の人生、ズッキーニ 2016-10-16 舞台・映画 0 『 MA VIE DE COURGETTE 』 幕開けから良い映画の予感がする。一人の少年が夕陽が差し込む屋根裏部屋の床で絵を描いているシーンだ。もうそれだけで、この少年の孤独を感じさせる名場面だ。 クロード・バラ監督 『MA VIE DE COURGETTE / 僕の人生、 [...]
警官ら4人襲撃される 2016-10-15 フランスの出来事 0 10/8 エッソンヌ県ヴィリー・シャティヨン市で15時頃、4人の警官・憲兵が約10人のグループに火炎瓶などで襲撃され、警察車両2台が炎上する事件が起きた。犯人は捕まっていない。重度の火傷を負った警官1人を含む2人が入院、ほかの2人は軽傷だった(10日現在)。事件のあった場所は、赤 [...]
Rokia Traoré 2016-10-15 コンサート 0 ロキア・トラオレは、マリの女性歌手といっても、新世代だけに軽くクールな響きがあって新鮮だ。ヨーロッパでの生活が長い彼女の音楽には、伝統音楽だけでなくジャズやロックの影響も強い。そこが好き嫌いの分かれ目かもしれないが、じっくり聴き込むと、その涼しい声の底に、しっかりとアフリカの脈 [...]
マレ地区の静かな小道に 2016-10-14 フランスの出来事 0 秋の涼しい風を頬に受けながらマレ地区の静かな小道を歩いていると、「Empreintes」と記された建物の前に出た。ピカルディ通り5番地、どこか控えめな入口に誘われて奥へ進むと、そこにはきめの細かい肌のような繊細な空間が広がっていた。 ここはフランスの工芸家組合「Ateliers [...]
サルコジに逆風。 2016-10-14 ニュース 0 〜元側近の裏切り、選挙資金疑惑で新事実〜 来年の大統領選挙に出馬を表明しているニコラ・サルコジ前大統領(61)に、逆風が吹いている。かつての側近がサルコジ氏を批判する暴露本を出版したり、大統領選の活動資金の不正疑惑に関し、マスコミが相次いで新事実を報道した。 9月2 [...]
難民受入れに反対運動も 2016-10-14 フランスの出来事 0 10/8 難民の受け入れに反対するデモが南仏などいくつかの市町村で行われた。政府はカレーの難民・移民キャンプの年末撤去に伴い、難民・移民を全国の一時収容所に割り振っているが、受け入れ先の市町村が反対するケースが見られる。ヴァール県ピエールフ町(人口6千人)では町議会が60人の受け [...]