オペラ座ビール。

©Hervé Durand “Kura” de Bourgogne

 バスチーユのオペラ座に3月末、ホップが植えられたと聞き、行ってみました。とりあえずは建物の外壁沿いにホップ数種100株、これから200株が、平らなテラス屋根に植えられるそうです。いうまでもなくホップを収穫して、劇場近くに設けられるはずの醸造所で「オペラ座ビール」を作るためです。

 同オペラ座のテラス屋根の総面積は約5000m2。今、その屋根の防水性を高めて、2500m2を畑にする計画も進行中。果物、野菜、食用の花なども作って、収穫したものはオペラ座の職員や近隣住民に配ったり、近くのマルシェやレストランに売ったり。いずれも、きちんと熟したものだけを採り、その日のうちに自転車で配送するなどして、周辺の住民や商店とのつながりを深めるプロジェクト。さらに、醸造所で出るカスや、近くのレストランやカフェで出る生ごみは回収し、堆肥を作って畑に撒くのだそうです。

 リヨン通りにはプランターが並んでいて、ホップらしき植物もあるけれど、まだ小さくて何の植物かよく分からず、ジャスミンや他の花も多かった。とはいえ、年内にも300株から500キロのホップを収穫して、数千リットルのビールを醸造することが見込まれているとか。オペラ座ビール、冬が楽しみです。(六)


Tags: