パルルドの酒蒸し 2015-07-24 魚料理 0#RestezChezVous連載コラム Palourdeというアサリそっくりの貝が、キロ20ユーロ前後で出回っている。そっくりと書いたけれど、このパルルド、1970年頃に養殖用に日本から移入されたアサリなのです。それがブルターニュの海岸一帯で急速に自然繁殖したものが、魚屋で売られているのです。 殻をこじ開けて生で食べ [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:7月1日号 2015-07-09 シルバーラウンジ 0連載コラム Sさん (71歳)は1968年 、24歳の時、東京の語学学校で教えていたスイス人画家J.J. (当時34歳)と出会う。J.J. はパリ第7大学の日本文学教授になったが2年前に逝去。日スイスのカップル生活45年。彼の数奇な生涯を追ってみたい。 J.J.は自国で装飾美術を学び、結婚 [...]
投獄されるのも運動の一部 ジョゼ・ボヴェさん。 2015-07-08 抵抗する人 0連載コラム légalité (レガリテ)とlégitimité (レジティミテ)という言葉がある。前者は「合法であること」、後者は、社会運動の中では「(たとえ法律に反していても)倫理や正義に照らし合わせて正当であること」を意味する。 [...]
OPINELの折りたたみナイフ。 2015-07-08 MADE IN FRANCE 0連載コラム 腹這いになった研ぎ職人たち。 この姿勢だと、力がいれやすいのだそうです。 今はもう、このやり方ではないそうです。 Opinel N°8刃渡り3.5cmの2番から12cmの12番まである中で最も標準的なオピネルナイフ8番。オピネル発祥地に近いサン・ジャン・ド・モリエンヌ [...]
安くてうまいサバを、シードルで煮てみた。 2015-07-04 魚料理 0#RestezChezVous連載コラム 前号では、子羊の肩肉をシードルで煮込んだが、今回はサバのシードル風味です。このレシピは、もうだいぶ前にディエップの近くに別荘を持っていた友人に教わったものだが、今でもわが家の食卓によく登場する。 このレシピには、中くらいの、ほどほどに脂ののったサバが向いている。頭をとってはらわ [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:6月1日号 2015-06-11 シルバーラウンジ 0連載コラム N氏(72)は、名古屋市に生まれ、日大建築科卒、早稲田大学建築学科研究室、東京理科大で助手を務める。学園騒動の煽りで海外に出た。 どうして建築方面に進まれたのですか? 少年時代に絵描きになりたかったのですが、叔父が絵描きだった母親に反対され、工学であると同時にアートの要素もあ [...]
Fer à chevalのマルセイユ石鹸 。 2015-06-05 MADE IN FRANCE 0連載コラム Savon de Marseille cube Olive 300g : 5€ 600g : 7€ マルセイユ石鹸(Savon de Marseille)といえば、入浴、食器洗い、洗濯に昔からフランス人が愛用してきた。しかも、近年はナチュラル志向から、その名を冠した化粧石鹸やボデ [...]
ルッコラの辛みでヒラメとスモークサーモンの カルパッチョが生きる。 2015-06-04 魚料理 0#RestezChezVous連載コラム 先日、気に入っているビストロでアントレにとったサーモンのマリネは、添えられたルッコラroquetteとの組み合わせが絶妙。そしてソースのアボカドクリームも気がきいていた。さっそく家で再現したが、サーモンは手に入りやすいスモークサーモンにし、ヒラメとデュオにしてみた。 アントレな [...]
社会ラボ:シチリアの農業協同組合から 農産物を直送する 「コルト」。 2015-06-03 社会ラボ 0連載コラム アソシエーション 「コルトCORTO」は、シチリアの農家とフランスの消費者をつなぐ団体だ。11月から翌年6月にかけて年に5、 6回、かんきつ類を中心とした農産物を共同購入している。コルトはイタリア語で 「短い」という意味。流通業者を介さない産地直送を意味する。マージンを取らず売 [...]