何度でも通いたい、 港町ラ・ロシェル。 2018-07-31 パリから行ける街 0特集記事 大西洋沿岸の港町ラ・ロシェルは、パリから南西へ467キロ、列車で3時間弱。水辺が恋しくなれば、週末でもすぐに出かけられる距離にある。 港にはヨットが肩を寄せ合い、カモメが優雅に旋回する。沖合にはセレブの避暑地として知られるレ島があり、橋でつながっているけれど、今回はあくまでラ [...]
ブルターニュの海藻について。 2018-07-02 フランスの文化 0特集記事 日本やアジアの国々の食卓では馴染みの深い海藻。いっぽうフランスで食用として海藻が注目されるようになって、ようやく30年ほどだ。 特にブルターニュはそのメッカ。今では健康食品店やBioの店でなくとも地元スーパーマーケットでwakame、アオサの一種であるlaitue de me [...]
ベルギー三都市、 立ち食い紀行。 2018-06-08 パリから行ける街 0特集記事 ブリュッセル、サント・カトリーヌ広場に人だかり。高めの小さな丸テーブルを囲んで、友人同士、家族同士、初夏の陽を浴びながら、Noordzee(フランドル語で「北海」)の魚料理を楽しむ人たちです。 レストランというよりも、カウンターと、店の周りと広場に置かれた丸テーブルで、ピクニッ [...]
Mai 68、5月革命。 2018-05-03 フランスの文化 0特集記事 50年前と、今のフランスがダブって見える。一握りの大学生の運動に端を発して大学が占拠され、さらに工場の占拠が1千万人のゼネストに膨み、国全体が麻痺した1968年5月。今日も、学生たちは、半世紀前「5月革命」の舞台となった大学を占拠して、鉄道、航空、司法、病院、退職者、高校 [...]
大きくなった グラウンド・コントロール。 2018-04-02 パリから行ける街 0特集記事 新しいもの好きで、fêteや青空市など、何かにつけては集まってワイワイするパリ人たち。そんな人々に話題のスポットが“グラウンド・コントロール”だ。 2014年に始まり、 2015、16年には18区オルドネ通り沿いのSNCFの線路跡と車庫を利用して開かれていたこの催し。昨年は [...]
パリ脱出。 2018-03-01 パリから行ける街 0特集記事 セーヌ川を渡るたびに、ふぅーっとため息が出る。橋から眺める空と雲、その美しさにパリで暮らす幸せをあらためて感じるからだ。とはいえ、パリは家賃や物価が安かったらもっといいと思うし、メトロ13番線の混雑なども、パリ交通公団にはぜひとも早急に改善してほしい問題だ。 国立統計経済研究所 [...]
赤ちゃんパンダに、会いに行こう。ZooParc de Beauval 2018-02-01 パリから行ける街 0特集記事 東京・上野では赤ちゃんパンダの人気が凄まじい。観覧の抽選倍率は69倍という報道もあった。だが、フランスにも可愛い赤ちゃんパンダがいる。昨年8月4日に142.4gで誕生したオスの「ユアンメン」だ。 生後5カ月となった1月13日には、ついに一般公開がスタート。場所はロワール地方の [...]
プチット・サンチュール跡を歩く。 2017-12-04 パリから行ける街 0特集記事 パリを一周していた鉄道、ラ・プチット・ サンチュール。 パリの街を囲む環状道路のすぐ内側のあちこちに、古びた鉄道線路が残されている。これは1852年から58年に敷設され、1934年まで旅客列車が走っていた環状鉄道「ラ・プチット・サンチュール」の跡です。 その後も一部続いていた貨 [...]
反核世界社会フォーラム、パリで開催。 2017-10-31 フランスの出来事 0特集記事 去る7月7日、国連で画期的な採択がなされた。加盟国の6割以上、122カ国が核兵器禁止条約に賛成したのだ。この条約づくりに貢献した 国際NGOネットワーク「核兵器廃絶国際キャンペーン /ICAN」に10月、ノーベル平和賞が授与された。被爆者団体をはじめ核兵器に反対する日仏両国の市 [...]
メッス、 歴史探訪。 2017-10-02 パリから行ける街 0特集記事 フランス北東部に位置し、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルクの国境に近いロレーヌ地方のメッス。2010年5月には美術館分館の先駆け的存在であるポンピドゥー・センター・メッスが誕生し、注目を集めた。坂茂とジャン・ドゥ・ガスティーヌ設計の白い中国帽を模した建物は一見の価値がある。今秋か [...]