監督たちよ、恐れるな! とカンヌは言った。 2009-06-02 イベント 0映画 ●第62回カンヌ映画祭報告。 トリアー、ハネケ、ノエ、タランティーノ、トー、スレイマン…。1月前にコンペに参加する監督の名が発表された時、今年は特に映画の「過激派」が多い気がした。彼らは自分の信じる道を突き進み、タブーや実験を恐れない。思えば今年のカンヌ映画祭のポスターはアント [...]
アート系作品50年を振り返る 2006-04-01 アート 0映画 5区にあるAction Ecolesでは、50人のシネアストでアート系作品50年の歴史を振り返る特集が開催中だ。ベルイマンの『処女の泉 La Source』(4/7上映)やパゾリーニの『マンマ・ローマ Mamma Roma』(4/21)は学校をさぼっても見る価値があるし、モーリス [...]
最後の元祖シネマテークで特集 2005-02-01 イベント 0映画 今月末をもって、ついに旧シネマテークの幕が降ろされる。現在最後の特集上映が開催中なので、映画ファンなら伝説の地にそっと別れを告げに行きたい。 シャイヨー宮の特集は、「韓国映画50本」。1955年以降の重要作品が一堂に集う。まずは7作も見られる天才イム・グォンテク監督作から手堅く [...]
小川紳介と日本のドキュメンタリー 。 2002-11-01 イベント 0映画 11月23日よりパリ日本文化会館にて日本文化に関するドキュメンタリーが特集上映される。その中で注目したいのは、山形県で生産される干柿の生産過程を、農民の表情とともに描いた『満山紅柿』。三里塚シリーズや『1000年刻みの日時計』の巨匠・故小川紳介監督が残したフィルムをもとに、氏の [...]
第55回 カンヌ映画祭報告。 2002-06-01 イベント 0映画 メイン会場の大看板を黒澤明の『夢』の絵コンテの天使で飾った第55回カンヌ映画祭。去年は大賞受賞作『息子の部屋』をはじめ家族をテーマにした作品が目立ったが、今年は政治的な視線が色濃い年となった。コンペ部門に、怒れるイスラエル人アモス・ギタイやパレスチナのエリア・スレイマン(審査員 [...]
ドキュメンタリーで至福の7日間。 Etats generaux du film documentaire 2001-10-01 イベント 0映画 ローヌ・アルプ地方の風光明媚なアルデッシュ県の懐。地図でその名前すら見つけにくい小さな村リュサスで、毎年、至福のドキュメンタリー映画祭Etats generaux du film documentaireが開催される。今年は8月19日から25日までで、期間中村の人口の5倍以 [...]
夏のなが~いバカンスは、みんなで映画を観に行こう。 2001-08-01 イベント 0映画 真夏の悪夢、サスペンス溢れる2作。 Souvenirs Mortels ほか まずスペイン人アルヴァロ=フェルナンデス・アルメロが監督した『Souvenirs Mortels』では、悪ふざけの挙句友人を殺してしまった男女グループに襲い掛かる数々の不幸が描かれる。忘れたい、と思って [...]
「アジア映画は元気」そりゃそうだが… ドーヴィル・アジア映画祭 2001-04-01 イベント 0映画 3月1日から4日までドーヴィル・アジア映画祭が開催された。グランプリと観客賞w受賞は、韓国の『J.S.A』。女優賞を獲得したYu Nan主演『Eclipse de Lune』(中国)や香港版マゴギャルの無軌道な日常に迫る『Spacked Out』(香港)など、構成や撮影に凝った [...]
映画祭:ヴェールを脱いだソビエト映画傑作群。BACK IN THE URSS 2000-08-01 イベント 0映画 コンチャロフスキー”Le premier maitre” ヴェールに包まれた旧ソ連時代の壮大な映画史を、120本の傑作群で振り返る特集 “BACK IN THE URSS”。豪華なフルコースディナーを前に「一体どこから手をつければ… [...]