「ヌーヴェル・ヴァーグの祖母」アニエス・ヴァルダ、90歳で逝去。 2019-03-29 ニュース 0映画 「ヌーヴェル・ヴァーグの祖母」と呼ばれた映画監督のアニエス・ヴァルダが、3月28日から29日にかけての夜に、90歳で亡くなった。死因は癌と公表されたが、先月のベルリン映画祭では新作『Varda par Agnès』を発表したばかりで、健在ぶりを見せていた。 代表作は、『5時から7 [...]
2019年、セザール賞。 2019-03-03 フランスの出来事 0映画 2月23日、フランスの映画賞「セザール賞」で、グザヴィエ・ルグラン監督の長編処女作『Jusqu’à la garde/ジュリアン』が最優秀作品賞、女優賞(レア・ドリュッケール)、脚本賞、編集賞の4賞を獲得した。同作品は離婚後の養育権を巡る夫婦・親子関係の亀裂を描いてい [...]
« 日本映画の100年»第3部「現代監督特集」始まる! 2019-02-20 イベント 0映画 パリ12区にあるシネマテークで開催中の、日本の映画100年の歴史をたどる« 100 ans de cinéma japonais»。パリにいながらしにして1920年代の作品から2018年の最新作まで119本の名画を観られるという、なんとも映画愛にあふれた企画です。 昨秋から第1 [...]
『太陽の蓋』上映で、菅直人氏来場。 2019-02-17 イベント 0映画 2月20日(水) 東日本大震災から8年になる今年も、去年に引き続き、菅直人氏が来仏する。東日本大震災から5日間の、混迷の首相官邸を描いた佐藤太監督のフィクション映画『太陽の蓋』(2016年)の劇場公開(3月6日)を控え、ヴァランス、グルノーブルとパリで特別上映会とディスカッショ [...]
サン=ドニ住民の映画の日 (2月6日〜12日) 2019-02-04 イベント 0映画 ヨーロッパで激賞される富田克也監督特集も 2001年、つまりは新世紀の到来とともに、パリの隣のサン=ドニ市で誕生した映画祭 ”Journées cinématographiques dionysiennes”(サン=ドニ住民の映画の日)。19回目の今年は2月6日(水) [...]
細田守の3作品を特別上映 2018-12-25 イベント 0こども向け映画 12月26日〜1月1日(火)まで あす12月26日、細田守監督の『未来のミライ』がフランス公開となるのに合わせて、MK2では一週間の細田守特集を開催。 12月26日(水)『おおかみこどもの雨と雪 / Les enfants loups』11hと22h 12月27日(木)『時をかけ [...]
『パリは燃えているか?』パリ解放記念日に市庁舎広場で上映会。 2018-08-25 イベント 0映画 きょう8月25日は、1939年から44年までドイツ軍によって占領されていたパリが解放された《パリ解放》記念日。連合国軍は、44年6月にノルマンディー、南仏へは8月に上陸。8月19日にはレジスタンス(ドイツによる占領に対する抵抗運動の組織)が蜂起を開始し、米軍の援護を受けながら首都 [...]
第71回カンヌ映画祭だより⑤是枝監督受賞!でカンヌ閉幕。 2018-05-20 イベント 0映画 日本映画、ついにやりました。カンヌ映画祭の最高賞パルムドールに、是枝裕和監督の『万引き家族』が選ばれました。 祖母の年金と、家族ぐるみの万引きで生き延びる一家を描いた作品で、現地記者による下馬評も、公式上映直後から非常に高かった一本。邦画としては、1997年の今村昌平監督『う [...]
第71回カンヌ映画祭だより④恒例のアイオリパーティ 2018-05-17 イベント 0映画南仏 昨日、ジャーナリストの毎年のお楽しみ、カンヌ市主催のアイオリパーティがありました。 旧市街ル・シュケ地区の丘の上のカストル広場で開催されます。 普段、運動不足で肥えた体をぷるぷるいわせてる自分には、石畳の階段を登るだけでも辛いですが、最後にはご褒美のように港を望む絶景と、カンヌの [...]
第71回カンヌ映画祭だより③相次ぐ日本映画の公式上映。 2018-05-16 イベント 0映画 コンペティション部門の是枝裕和監督『万引き家族』と濱口竜介監督『寝ても覚めても』、 監督週間の細田守監督『未来のミライ』。映画祭の中後半戦にかけ、重要な日本映画の公式上映がどっと重なりました。 カンヌ映画祭が日本の取材陣のために作品上映の間隔を空けてくれる、なんとことは全くありま [...]