Ovni --| Numéro 798

Mouvement Colibris 一人ひとりから世界が変わる。

© Fanny Dion「皆が候補者」キャンペーンの立候補者たち。 有機農家で作家のピエール・ラビ (1938-)を、エコロジーの世界では知らない人はいない。アルデッシュでゼロから農業を始めたラビが経験から紡ぎ出した言葉はシンプルでわかりやすく、多くの人から敬愛されている。その彼が発案し、2007年に若者たちが...

ノルマンディーの作家と食 〈1〉

 ノルマンディーの食というと、真っ先に思いつくのはリンゴ。そして、広大な大地で草を食む牛からとれる、新鮮なミルクを使った乳製品の数々だろうか。 19世紀のフランス文学を代表する作家のひとりであるモーパッサンは、ノルマンディー出身。この作家の出世作である『脂肪の塊』(1880)には、リンゴとチーズのみにとどまることのな...

Quo Vadisのダイアリー

 そろそろ来年のダイアリーを、と考える季節だ。私も愛用していたが、フランス人なら一度はクオ・ヴァディス社(Editions Quo Vadis)製品を使ったことのある人がほとんどだろう。というわけで、今回はナント郊外にある、年間800万冊のダイアリーを生産するクオ・ヴァディス社を訪ねることにした。ちなみに、「Quo V...

マダム・キミのシルバーラウンジ:12月1日号

パリで木村宇佐太郎さん(82)を知らない日本人在住者はいないだろう。昭和9年横浜生まれの木村さんは、青少年期から父親のおせんべい製造業を手伝う。彼が琴や三味線、桜人形、折り紙の技能に秀でているのは、手仕事が好きで叔母さんに仕込まれ、歌舞伎などにも連れていってもらったからだという。 74年、私が40歳のとき偶然に、青少...

オヴニー川柳倶楽部12月1日号

きみとぼく、サンタにコスプレ 燃える(ノエル) 夜 ( きよし ) 過度(Cadeaux)な肉 彼の実家で 重しこの夜 (アルザス嫁の会 ) 【 律蔵先生の寸評 】 ノエルに勢い立つきよしさんと、実家でのプレッシャーと戦う嫁の会のみなさん。聖夜という名の下に、フランスに住む人々...

Durand Traiteur|とっておきの白ブーダン、黒ブーダン。

 おいしい黒ブーダンの店を探していてたどりついたのがこの店。今年3月にノルマンディー地方で行われたブーダンのコンクールで栄えある銀賞に輝いたブーダン(15.50€/kg)は、さすがに人気商品らしく次々と売れて行くので、いつもフレッシュだ。こってりとしたコクがありながらあまり甘くないのがいい。ご主人のクリスチャンさんは ...

Brasserie Le Rey|いつでも開いてる、頼もしいレストラン。

11区ヴォルテール駅前にある、オーヴェルニュ地方料理の24時間営業ブラッスリー・レストラン。 オーヴェルニュはフランス中南部、クレルモン・フェラン市のある地域で、肥沃な土地にのどかな風景の広がる農業地帯。ご存知ヴォルヴィックの水もこのあたりが産地。オーヴェルニュ料理は、肉、じゃがいも、チーズが特徴の素朴な田舎料理。レ...

Trois fois plus de piment |寒さ吹き飛ぶ四川の麺料理、 体の芯から温まろう。

 792号で紹介した「唐辛子2倍」に妹ができた。その名も「唐辛子3倍」、姉をも越える辛さなのかと早速調べに行ってみた。外観はシックなモノトーン、店内はレンガ造りでNYやロンドンを彷彿とさせる無機質なお洒落さに、中国の小物が温かみを出していて、とてもスタイリッシュな空間になっている。1号店との違いは米が出ないこと。麺料理...

MIA MADRE – Nanni Moretti

 『MIA MADRE/私のお母さん』は、イタリアのナンニ・モレッティ監督の、巨匠の風格をたたえた逸品だ。 マルゲリータ(マルゲリータ・バーイ)は中堅の映画監督。アメリカから有名な俳優(ジョン・タートゥーロ)をローマに招いて新作を撮影中だ。夫とは別れて独り住まい。一人娘は夫のもとで暮らしている。気がかりは高齢で衰弱が...

朝鮮、植民地の記憶。

©Choi Juhyun in Manière de voir Le Monde diplomatique n°139 février-mars 2015 日本の帝国主義者たちは、朝鮮人に暴虐の限りを尽くした。 ナチス 「はて、奴らを最も効率よく排除する方法は?」 大日本帝国軍 「なんともったいない!有...
 

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