Ovni | Numéro 789

オヴニー川柳倶楽部:7月1日号

パリ暮らし 時事(zizi)にも強い十年目( パリ在住女性 42歳 ) 刻まれど ツマにもなれぬ マグロかな( 選者 )  女性が年季を積み、どんな時事 (zizi) 問題でもこなせるとは大したものだが、調子に乗るのもい […]

Joann Sfar “Si Dieu existe”

 『ラビの猫』でBD界のスターになったジョアン・スファールだが、最近父親を亡くして孤児になり、愛し合ってきたサンドリーナは去っていき、1月7日のシャルリー事件で友人のカビュが殺される。彼はマスコミの前面に出ることをひたす […]

プジョー=シトロエンPSA モロッコに工場建設決める

 PSAプジョー=シトロエンは6月19日、初のモロッコ工場建設計画を発表した。2019年に操業開始予定の北部ケニトラの工場は、北アフリカ、トルコ、中東向けの中小型車を年9万台 (23年には20万台)生産する。投資額は5億 […]

ユゴーの食風景 -12-

 誌、演劇、小説などあらゆる分野で傑作を残したユゴーは、フランスを代表する文化人。普遍的なその作品は、時代を超えて世界中の読者に愛されている。でも、ルイ・アラゴンが後年にふれているように、権威ある教授陣などからは、ユゴー […]

Ornette Coleman (1930-2015)

 オーネットが6月11日に亡くなった。彼の音楽は、常に「今」で、常に「新しい」サウンドだった。リズムがこれほど生き生きしているジャズはちょっとない。指を鳴らしながらステップを踏みたくなる。そのリズムと鋭く絡み合いながらオ […]

マダム・キミのシルバーラウンジ:7月1日号

Sさん (71歳)は1968年 、24歳の時、東京の語学学校で教えていたスイス人画家J.J. (当時34歳)と出会う。J.J. はパリ第7大学の日本文学教授になったが2年前に逝去。日スイスのカップル生活45年。彼の数奇な […]

ベルリンまで政府専用機

「 やり直しができるなら、同じようにはしないだろう 」6月6日、欧州チャンピオンズリーグ決勝戦に、欧州サッカー連盟会長に招待されたヴァルス首相は、ポワチエからベルリンまで政府専用機を使った。息子2人も同行していたため、野 […]

投獄されるのも運動の一部 ジョゼ・ボヴェさん。

 légalité (レガリテ)とlégitimité (レジティミテ)という言葉がある。前者は「合法であること」、後者は、社会運動の中では「(たとえ法律に反してい […]

OPINELの折りたたみナイフ。

腹這いになった研ぎ職人たち。  この姿勢だと、力がいれやすいのだそうです。  今はもう、このやり方ではないそうです。 Opinel N°8刃渡り3.5cmの2番から12cmの12番まである中で最も標準的なオピネル […]

女たちの才気の街角 ダンフェール界隈

 女優の故・森光子さんは、芸術座の舞台『放浪記』で見せる、でんぐり返りがトレードマークだった。原作にはない演技だそうだが、作者の林芙美子(1903~51年)の生涯を巧みに表現している。山口県の貧しい家庭に生まれ、いくつも […]

アドルフォ・ヴィルト-最後の象徴派

Adolfo Wildt Le dernier symboliste まつ毛の長い男が目をつむり、額に大きく皺を寄せている。首から胸にかけての筋肉も誇張されており、乳首は花のようだ。この彫刻のポスターを見る限りではなんと […]

アステリックス展でガリア人に出会う。

迫力の古代の戦士。 アレジアの戦いの舞台にある歴史博物館 子供が学校で古代史に触れたら、ブルゴーニュ地方のアリーズ・サント・レーヌ村の散策をお勧めめしたい。風光明媚な自然が広がるこの村は、紀元前52年にカエサル率いるロー […]

今月のワイン:7月1日号

今回の料理にはムスカデかな、とバスチーユ脇の気になるワイン屋に出かけた。ご主人は、それならと、ナントの南部で作られている、ブルーノという、この店で一番のムスカデ・セーヴル・エ・メーヌをすすめてくれた。「それほど辛口ではな […]

人類最古のアート、 洞窟壁画を見に行こう。

世界遺産に登録されたショーヴェ壁画のレプリカ。 Ⓒ Patrick Aventurier  フランス南部のアルデッシュ県は、神秘的な天然アーチ「ポン・ダルク」の絶景で名高い。渓谷をぬって走るカヌー下りは、アウトドア愛好者 […]

子供シネクラブ:7月1日号

 7月は毎週ファミリー映画の真打が登場する。ケヴ・アダムス主演の 『Les Profs2』(7/1公開)、マーベルコミック原作の 『Ant-Man』(7/14公開)、懐かしのゲームキャラが蘇る『Pixels』(7/22公 […]

安くてうまいサバを、シードルで煮てみた。

 前号では、子羊の肩肉をシードルで煮込んだが、今回はサバのシードル風味です。このレシピは、もうだいぶ前にディエップの近くに別荘を持っていた友人に教わったものだが、今でもわが家の食卓によく登場する。 このレシピには、中くら […]

飾り気のなさが本場らしい、中南米の食材がぎっしり!

 古き良きフランスの食材店が軒を並べるマルティール通りのすぐ近くにある色鮮やかなお店。オーナーはコロンビア人だが、Latinaという店名、そしてずらりと並んだラテンアメリカ諸国の国旗が示すように、中南米の食材が所狭しと店 […]

大人のサーカス小屋、 シルク・エレクトリック。

 夜9時から始まるショー。サーカス小屋の赤いテント。天幕を一枚隔てたその中に、きっとハラハラ、ドキドキが待ち構えているに違いない。 人間ワザとは思えないサーカス芸には、純粋な驚きと感動がある。道化師たちは、年齢や国籍を越 […]

世界最大の客船

6360人6月19日、サンナゼールの造船所で建造中の世界最大の客船「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」が進水した。全長362メートル、幅66メートル、乗客6360人、乗員2100人。2016年4月から地中海のクルーズに使われ […]

国歌を変えよう!

 トビラ法相は昨年5月の奴隷制度廃止の記念式典で国歌を歌わず、政界でバッシングにあった。人種差別的だとして拒否したのである。しかし、フランスには国歌斉唱を拒否するのではなく、別な歌に変えてはどうかと問いかける人たちもいる […]

夢もうつつも、終わりも始まりもなく。 Les Mille et Une Nuits

 長くけだるいフランスの夏。猫も杓子も大自然バカンスに出発するなか、パリに居残りを決めた孤高の文化系人間にうってつけの作品がある。ポルトガル人ミゲル・ゴメス監督の『LesMille et Une Nuits』三部作だ。「 […]

びっくりするほどちいさなお店 カンボジアテイストのタイ料理。

 店内の飲食スペースがなくても、どうしても紹介したい店がある。今どきの洒落た店が続出しているこの雑多とした界隈で、そんな流行とは無縁の店構えで、多くのリピーターをつかんではなさず、昼時には長蛇の列ができている。今まで見た […]

OVNI 789

OVNI 789 : 01/07/2015 ダウンロード

セーヌに到着、いにしえのいかだ。

 セーヌ川に浮かぶ、ふしぎな筏(いかだ)。いったい、なんだろう。聞けば、数百もの木を組んで作られたこの筏は〈Train de bois : 木の汽車〉。ブルゴーニュのニヴェルネ運河からイオンヌ川、そしてセーヌと、275k […]

カユザック元予算相、脱税で起訴決定

国家経済検察局はジェローム・カユザック元予算相を脱税容疑で起訴すると明らかにした。2012年5月から現社会党政権で予算相を務めたカユザック氏はスイスUBS銀行に隠し口座を持っていたことが発覚し13年3月に辞任、同時に捜査 […]

2024年五輪 パリ市が正式に立候補

6/23 パリ市と仏オリンピック委員会は2024年夏のオリンピック・パラリンピック開催地として立候補することを正式表明した。すでにボストン、ローマ、ハンブルクが立候補しており、立候補締切りの9月15日までにはブタペストも […]

ウエルベック著『服従』によればムスリム系大統領の誕生も可能に?

L’OBS (15年1月8日〜14日)。 今年1月7日、シャルリー・エブド襲撃テロの日、ミシェル・ウエルベックの新作『服従Soumission』(Islamという言葉は「神に服従」の意)が出版された。半年後、 […]

展覧会情報:7月1日号

© Antoine Schneck 7月10日(金)まで Antoine Schneck黒を背景に、真正面から人の顔を捉えるアントワーヌ・シュネック(1963-)が、ハレの日の化粧をしたエチオピアの人々を撮った […]

便利情報:7月1日号

7月18日(土)までCityscootレンタル自転車Velib’の電気スクーター版、”Cityscoot”の4カ月の試用期間が始まった。パリには70台を配置。モニター希望者はネットで応 […]

行き場のない移民- 政府が対策を発表

6/17 カズヌーヴ内相はパリやイタリアとの国境に移民がテント生活している問題について、閣議で対策を明らかにした。難民や亡命希望者向けの収容可能数を9500人分増やし、他国移住希望者向けの仮収容数を1500人分追加、経済 […]

閣外相辞任に伴い 政府、ミニ改造

6/17 大統領府は閣外相数人の入れ替えを声明で明らかにした。健康上の理由で3月に辞任したフィオラソ高等教育担当相の後任にはティエリー・マンドン国家改革担当相が就任し、国家改革担当相にはクロチルド・ヴァルテール国民議会議 […]

パリ公立病院の職員スト

6/17 38の病院を統括するパリ公立病院連合(AP-HP)の職員はここ1カ月で4度目のストライキを行った。スト参加率は前回11日の21.5%に対して今回は12.47%。このストは、マルタン・イルシュAP-HP会長が人件 […]

元サマリテーヌの改築 国務院が許可

6/19 パリ1区のデパート、サマリテーヌだった建物の改築許可取消し判決を却下する判断を国務院が下した。2005年にサマリテーヌが閉鎖された後の建物は、所有者LVMHグループが高級ホテル、商業施設、オフィス、公営住宅など […]

イベント情報:7月1日号

7月4日〜26日 Tour de France 2015自転車ファン待望、3週間続くロードレース。今年はオランダのユトレヒト出発。(→行程はP12に。) 7月5日(日)The Bubble Day 泡のなかの5km走。仮 […]

コンサート情報:7月1日号

7月5日(日)、12日(日)、19日(日)Chopin au Jardin du Luxembourg リュクサンブール公園のキオスクでポーランド文化会館主催のショパン祭。17h。無料。リュクサンブール公園6e。 Cho […]

舞道講座

7月4日(土)〜19日(日)WUTAOマルチ文化スペース〈104〉でWutao (舞道)講座。音楽に合わせ体を動かし「気」の流れを良くするオーストラリア発の新しいエクササイズ。7/4-5,11-12,18-19、11hと […]

Coupe du Monde Féminine

 6月7日からカナダでサッカー女子ワールドカップが始まり、サッカーファンは予選からテレビに釘づけになっている。各国で女子サッカーの選手権が盛んになり、フランスでは、重要な試合がテレビで中継される。それにつれて、当初はアマ […]

所得税源泉徴収 2018年1月から

6/14オランド大統領は地方紙のインタヴューで、所得税の源泉徴収制度への移行準備を2016年から始め、18年1月から実施すると発言した。17日にはサパン予算相が移行プロセスを発表。フランスでは前年の所得額に対して翌年に税 […]

極右や欧州懐疑派、欧州議会で会派設立

6/16 マリーヌ・ルペン国民戦線党(FN)党首とオランダのヘルト・ウィルダース自由党党首は欧州議会の新会派「国家と自由の欧州」を結成したと明らかにした。ルペン党首は2014年春に欧州議会選で仏最大の24議席を獲得した際 […]

運輸担当相 UberPOPの取締り強化へ

6/16 ヴィダリ運輸担当相は、違法タクシー事業の取締りを強化すると発言した。特に一般人が自分の車で営業するUberPOPサービスを標的とし、違法労働を取り締まる通達を6月末に各県に出す。米ハイヤー事業Uberが世界各地 […]