秋が深まり、子牛のバラ肉の煮込みがうまい。 2006-11-01 Tendron de veau aux carottes 秋が深まり小寒い日が続くと無性に食べたくなるのが、こってりとろけるような風味をもった子牛のバラ肉の煮込み。子牛の肉は高くてなかなか手が出ないが、tendronと呼ばれる脂身が混じったバラ肉の部分は、キロ8ユーロ前後だから、まだまだ気楽に利用できる。今回はたっぷ... 肉料理 0
Charles Traiteur|ブーダンの王様 2006-11-01 「ブーダンの王様」と雑誌に紹介されていたのを見て、これはぜひ試そうと来店。堂々とした白ブーダンの山と、値札に書かれたヨーロッパチャンピオンの文字が目にとまる。シンプルな白ブーダンもいいが(27€/kg)、この季節ならではのセープ茸入り(33€/kg)を試そう。バター少量をとり、熱したフライパンでこんがりキツネ色に焼... 専門店 0
Grands Corps Maladeー セーヌ・サンドニ県出身、スラムのスター。 2006-11-01 左の欄で取り上げたスラムのスターが「病んだのっぽの体」、仲間内の通称はファビアン。この夏、彼のファーストアルバム『Midi 20』からのプロモーションビデオがテレビによくかかっていた。10月初めにはパリのバタクラン劇場で9日間の公演を行い、連日超満員。 1977年セーヌ・サンドニ... Profil / Media:話題の人 0
New Belle Seine|ウズラ料理は天下一品。昼の定食もおすすめだ。 2006-11-01 ベルヴィルの交差点から入った小さな通りにある一見ふつうの中華レストラン。10年前以上から通っている店だけれど、ここのウズラの唐揚げ Cailles sautees au basilic(7.5€)は今でも天下一品。 まず写真を見てもらいたい。骨ごと四つに切り分けたウズラが、しっかりと下味をつけられたあと、カラ... フランス料理 0
Quartett 2006-11-01 原作はド・ラクロの小説『危険な関係』。ドイツ人劇作家のハイナー・ミュラーは、貴族社会における腐敗した男女関係と恋愛ゲーム『カルテット』を描くのに、中心人物二人の会話だけで構成される二人芝居を書いた。軸となるのはヴァルモン子爵とメルトゥイユ公爵夫人の一騎打ち、ヴァルモンは公爵夫人を... イベント・文化情報 0
歩道は広く、車道は狭く。 2006-11-01 昨年あたりからパリのあちこちで道路整備が行われているのにお気づきだろうか? 歩道を広くして木や花が植えられ、自転車専用道、バス専用道が設けられ て、一般車道がぐっと狭められている。車の騒音と排気ガスであまり散歩する気にはなれなかったクリシー、マジャンタ、ジャン・ジョレス大通りなどが次々 と、以... フランスの出来事 0
なぜアルメニア人虐殺問題にこだわるのか。 2006-11-01 10月12日、国民議会第一読会は社会党提出の「アルメニア人虐殺否定罪制定(懲役5年+罰金4万5000€)」法案を可決した。上院での採決は来年以降の予定。フランス議会は2001年1月、1915年アルメニア人集団虐殺事件を「ジェノサイド」と認定宣言している。 どうしてこれほ... ニュース 0
Maubert-Mutualite界隈(5区) 2006-11-01 ひと昔前のパリを思い描く散歩道。 歴史のあるプールとミステリアスな博物館。 地下鉄モベール・ミュチュアリテ駅(10号線)の名前は、駅近くのMaubert広場とMaison de la Mutualiteがその由来だそうだ。モベール広場のほうは、ソルボンヌに先駆けて学問の場として名を馳せた場所... おすすめスポット 0
ランプリングの魅力。 “Desaccord Parfait” 2006-11-01 シャーロット・ランプリングは気になる女優だ。クール・ビューティーの権化のようだった若いころもさることながら、フランソワ・オゾン監督の『まぼろし』で大復活してからのキャリアがまた目を惹く。オゾンに言わせると「(他の同年代の女優とちがって)彼女はいっさい整形せずシワさえも自分のものにしている。そこが最... 舞台・映画 0
Colonel Moutarde イラストレーター 11区は多国籍社会。 2006-11-01 パリ東部の11区はペール・ラシェーズ街に、庭付きの大きなアパルトマンを持ち、ディオールをはじめ高級ブランドや多くのモード誌に、イラストを提供してきたコロネルさん。一見、BOBO風の気取ったライフスタイルを送っているかと思いきや、「朝から晩まで、仕事と子育てに追われるヘトヘトの毎日よ!」子供の誕生を機に、カ... パリの出来事 0