Tajine タジン 2010-07-01 食材 0 タジンは、モロッコで広く使われているぶ厚い土鍋。ベトナム人がかぶる帽子に似た円すい形のふたが特徴だ。煮炊きしている間に、蒸気がこの円すい形の空間をのぼったりおりたりするので、少なめの水分で食材の味を失うことなく調理できる。ガス火に直接のせることもできるが、空だきはしないこと。ふた [...]
紫タマネギoignons rouges 2010-06-15 食材 0 5月末くらいから八百屋の店頭に紫タマネギが並ぶ。ふつうのタマネギよりは味が柔らかいから、そのまま薄く切ってから水にさらしてサラダに入れる。色も鮮やかで食欲をそそる。 [...]
真ダラ cabillaud 2010-06-15 食材 0 魚屋には、merlin、colin、lieuなど、ほとんど一年中タラ科の魚が並んでいるが、その中では真ダラが、高価だけれど、純白の身はしっかりと締まっているし、味もきわめて繊細。一切れ150~200グラムくらいに輪切りにされた〈darne〉、おろし身の厚いところを長方形に切り分け [...]
ハドックhaddock 2010-06-15 食材 0 今号のレシピの真ダラ、スケソウダラの一種eglefinのおろし身を燻製したハドックhaddockで代用してもおいしくできる。わが家のパーティーで大好評のカリブ風セヴィッチェを再紹介。アドックは温めず、そのまま皮を下にして、その皮から一口大にそぐように切り離していくと作業が楽だ。こ [...]
トウモロコシmais doux 2010-06-15 食材 0 もうすぐ朝市に、ゆでておいしいトウモロコシが、皮付きのまま出回る。なるべく小さめを選び、皮を開いて粒が小さめでよく揃ったものを選ぶ。持ち帰ったらできるだけ早めにゆでることが大切。まず皮をむくのだが、最後の一枚とひげは残したままで、大鍋に並べ、ひたひたになるように水を注ぎ、1リット [...]
エスプレット唐辛子 2010-05-15 食材 0 ●piment d’espelette エスプレット唐辛子piment d’espeletteは、名前どおり、バスク地方のエスプレットという町で作られている。ほどよい辛さと、他の唐辛子にはない風味のよさで、最近はバスク料理専門店だけでなく、他のレストランで [...]
さしずめ現代の朝鮮人参。 2010-05-14 食材 0 ●Fenouil Fenouil(フヌイユ)、料理好きならフェンネル、またはウイキョウの名で知っているはず。外見は白菜やちんげん菜の白い部分のようで、かむとほんのり甘くアニスのような香りが口中に広がる。フヌイユは古代より熱狂的に愛されてきた。特に古代ローマでは刺激性植物として礼賛 [...]
緑、黄、赤のピーマン 2010-05-14 食材 0 ●poivron 八百屋の店頭に、緑、黄、赤のピーマンが並んでいる。熟すにつれて緑→黄→オレンジ→朱→濃紅と色が変化していき、赤くなるにつれ、香りが強くなり、甘みが増す。地中海料理やバスク料理には欠かせない野菜だ。日本のピ−マンの倍以上あるが、味はそれほど違わない。ツヤツヤ光沢が [...]
anchois 2010-04-15 食材 0 anchoisはカタクチイワシ類の、大きくなっても20センチくらいにしかならない魚。地中海、大西洋の沿岸で漁獲される。イワシより細長く、下あごの上方に鼻面が突き出している。時々キラキラ輝くような活きのいいものが魚屋に並ぶことがあるが(揚げたりマリネにするとうまい!)、ふつうは塩漬 [...]
anchoyade 2010-04-15 食材 0 アンチョビーをペースト状にしたcrème d’anchoisは、スーパーなどで瓶詰めやチューブ入りになって販売されている。これを使って、プロヴァンス地方の人たちの好物、アンショワヤードを作ってみよう。アンチョビーペーストを小さめのボウルにとり、ここへ押しつぶしてからき [...]