アルファマの楽しさはアグアルデンテで始まった。 2014-04-09 ワイン以外のお酒 0 列車でリスボン駅に着いて少し歩くと、右手にアルファマの丘がある。曲がりくねった細い石畳の道は、陽射しが強いので建物の影が濃く落ちていた。昼ごはん時になって、小さなレストランに入ったら、いかにも下町っ子という、小太りで腕の太いのおじさんたちでいっぱいだった。 塩出 [...]
ボージョレ・ヌーヴォーは下火 2013-11-30 知っておきたいワインの知識 0 きょうはボージョレ・ヌーヴォー解禁日。ところがである、パリでは、「Le Beaujolais Nouveau est arrivé!」といったポスターを貼っているカフェが減ってしまった。話題にもなっていない。カウンターにたるものっていない! さすがにち [...]
ボージョレ・ヌーヴォーは、恋の味? 2013-11-08 知っておきたいワインの知識 0 1970年10月に初めてパリに来た。それから1カ月経った11月15日、酒屋の前に箱が積まれワイン瓶が並んだ。その上に、「Le Beaujolais nouveau est arrivé!」と書かれたボール紙がのっかり、たしか、5フラン前後と安ワイン並みの値段がうれ [...]
ナチュラルワインには、ナチュラルワインならではの微妙な味わいがある。 2012-11-15 知っておきたいワインの知識 0 ローヌ川に沿ったタヴェルで作られている ナチュラルワイン〈アングロール〉。 ナチュラルワインを出すバーやレストラン、ナチュラルワイン専門のワイン屋さんも増えてきている。まだナチュラルワインを一度も試したことのない人も、少しずつ親しくなるいい機会だ。 〈BIO〉認定の [...]
ナチュラルワインの「伝導師」、オリヴィエさん。 2012-11-15 知っておきたいワインの知識 0 写真のアルザスのピノ・ノワールは クリスチャン・ビネール氏の手によるもの。 添加物のはいったワインは、体が受け付けなくなってしまいます。 店主のオリヴィエ・カミュさんは、パリのナチュラルワインを語る上で欠かせない人物。愛好家からこの道の「伝導師」と呼ばれることもあるほどの、長い [...]
ギネスのおいしさの秘けつは 注ぎ方にある。 2012-09-20 ワイン以外のお酒 0 アイルランドはビールの国。ワインが少し高いこともあるが、パブの飲物といえば圧倒的にビールです。時間をかけて味わっているのは、ほとんど黒に近いセピアのスタウト、ギネスGuinnessか、赤みを帯びたエールSmithwick’s。そのギネスだが、フランスで飲むのとはおい [...]
ガメー種の赤ワイン 2011-12-09 ワインの種類 0 11月17日はボージョレ・ヌーヴォーの解禁日だった。パリでは以前ほどの活気はなくなったが、ワイン好きはカフェのカウンターに並んで、「赤い果実の風味がたまらない」、「その風味がくどい」、「今年はいつものよりこくがある」などと、ああやこうや言いながら味わう。このボージョレの赤ワイン [...]
隣国ワインたちを賢くゲット! 2011-09-08 知っておきたいワインの知識 0 フランスはワイン大国。それだけにお隣の国のワインたちは軽視されていたり、見つかってもやたら高い。美味しいパスタやタパスのお供に、時にはイタリアワインやスペインワインが欲しい時もある。現地価格に近く送料も安い、使えるネットショップをご紹介。 イタリアワインなら、www.prod [...]
チーズとワインの相性⑤ 2011-07-11 知っておきたいワインの知識 0 表面が、塩水、地方によってはビールなどで洗われながら熟成されるウォッシュタイプのチーズは、においは古漬けを思わせるようなにおいだが、みごとに熟成された身は、とろけるようにクリーミーでこくがある。さあ、どんなワインを選ぼう? 最初はノルマンディー地方の名品、リヴァロ。形がくずれ [...]
チーズとワインの相性④ 2011-06-13 知っておきたいワインの知識 0 今回はそれぞれの青カビチーズに合うワインを選んでみよう。ブルーチーズを代表し、羊乳から作られるロックフォールには、ボルドーやカオールのような上等な赤がほしいが、モンバジヤックのような甘口の白も悪くない。 ラングドック地方産で牛乳から作られているブルー・ [...]