ルーアン、尽きない魅力…。 2009-04-15 フランスの文化 0特集記事 ルーアンは、大聖堂、港、職人芸…と尽きない魅力を持った町。 サンラザール駅から列車で1時間、ゆったりと流れるセーヌ川に沿った、大聖堂の尖塔がひときわ目立つルーアンの街並みが見えてくる。「ルーアンの魅力はセーヌと歴史を抱えた建物や街並み」という地元のピエールさん。日帰りでも楽しめ [...]
指の跡がつくようなフレッシュチーズ 2009-04-15 チーズを選ぶ 0 この前の号で、いろいろとボクが知らないチーズをすすめてくれる朝市のチーズ屋さんのことを書いたけれど、そのご主人が「おたくは山羊乳のチーズがお好きなんだから、ぜひこのチーズも味わってほしい。タルン県から取り寄せているものです」 15センチくらいの長さで、形が丘のようだから〈col [...]
山羊乳チーズ 2009-04-15 チーズを選ぶ 0 春になると、生まれたばかりの子山羊に乳を与えるために、母山羊の乳房はぱんぱんにふくらむ。その子ヤギたちが離乳するころから作られる山羊乳チーズは 4月中旬くらいから食べごろになる。山羊乳チーズは冷凍乳で1年中作られているけれど、やはり〈lait cru〉と明記された生乳チーズの味 [...]
NATOに完全復帰。 2009-04-01 ニュース 0 ナチの廃墟が残ったまま冷戦が始まった1949年、米・英・仏を中心に12カ国が加盟し、(旧西ドイツは55年に加盟)「米国を引き込み、ロシアを締め出し、ドイツを抑え込む」ためにできたのが北大西洋条約機構NATO。しかしドゴール大統領が、米国主導のNATOとの間に一線を引くためと、フ [...]
2週間の言葉・数字 2009-04-01 発言から知るフランス 0 「コンドームを配ったからといって、エイズは解決しない。逆にエイズの問題を悪化させるだけだ」3月17日、カトリック教皇、ベネディクト16世は、1週間にわたるアフリカ訪問に向かう飛行機内で、エイズの予防には性交渉の際にコンドームを使うことが一番重要であると [...]
★★★ Madame Raymonde 2009-04-01 シャンソン 0 昨年以来、女装歌手マダム・レイモンドの歌がパリのシャンソン愛好家の間で大評判。永い間、街の辻々やピアノバーで現実派歌手のレパートリーを歌っていたが、カトリーヌ・ソヴァージュや元リベラシオン紙のエレーヌ・アゼラ女史らの推薦で本格的に歌うようになった。 テーブルの上のワインをがぶ飲 [...]
2週間のニュース 2009-04-01 フランスの出来事 0 「生のめくるめく陶酔」という見出しの3月16日付リベラシオン紙の表紙。『Gaby, oh Gaby』 や『Osez Joséphine』など、ロックを取り入れたシャンソンでファンの多かった歌手アラン・バシュングが、3月14日、肺ガンで亡くなった。61歳だった。●少年 [...]
Poisson : ヴェリブに 2人乗り自転車が登場! 2009-04-01 フランスの出来事 0 利用する人が少なくて、寒空の下にずらりと並んでいたヴェリブが活発に動き出す春が来た。1日の利用者数がおよそ延べ10万人というヴェリブ人気に気をよくしたパリ市は、新たに2人乗り自転車を導入することに決め、4月1日からサービスを開始した。 利用料金システムは従来のヴェリブと同じだが、 [...]
直接税課税率制限で議論が再燃。 2009-04-01 経済 0 サルコジ大統領が2007年夏、所得税、富裕税など直接税の課税率の上限〈bouclier fiscal〉を60%から50%に引き下げた減税策に対して、与党内から見直しの声が上がっている。2009年度予算案の国会審議で、ルネ・クアノ国民議会議員(民衆運動連合UMP)がこの上限規制を [...]
Controverses 2009-04-01 本 0 写真は、誕生以来、論争、スキャンダル、裁判のもと。ダニエル・ジラルダン、クリスチャン・パーカーの共著は、「写真の法的、倫理的歴史」という副題付きだが、見てどきっ、読んで考えさせられ、手放せなくなる。 約30万ドルで売買されたというビスマルクの老いもあらわな死に顔、ナチスに絞首刑 [...]