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●ヴァンセンヌ動物園 |
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●ヴァンセンヌ動物園 学年末の7月初め、娘のクラスに付き添ってヴァンセンヌの森にある動物園まで出かけた。Porte Doreeの駅でメトロを降りるのが一番便利という先生の言葉どおり、メトロから入り口まで歩いて10分弱で着く。この動物園はもともと、1931年の植民地博覧会の時に「珍しい動物を一般に公開するため」臨時に設立された。あまりの好評に、国立自然誌博物館とパリ市が共同で15ヘクタールの敷地内に動物園として正式オープンしたのが1934年のこと。当初のモデルはハンブルグ動物園で、檻や金網を排除して動物との親近感を喚起させ、また自然の中にある動物園という印象を重視して設備などは偽の岩の中に隠したのだという。 キリン、カバなどの大型動物に狼やヒヒなど、全部で21種の鳥類、51種の哺乳類が共存している。ところで2005年ごろから老朽化などの理由で動物園の存続が問題にされていたのをご存知? 結局今年初めのコンペで採用された計画に沿って、動物が生存する環境にもっと近づいた新しい動物園作りが来年初頭から始まり、2008年にぴかぴかになって新開園する予定だそうだ。 さて、炎天下子供たちはみな顔を真っ赤にしてはしゃいでいる。そういえば、子供が集まるこうした施設には日陰が少ない。売店も少ないので、水は必携、夏は帽子、日焼け止めクリーム、目が弱い子にはサングラスなどを持参していきたい。お弁当を食べながら一息ついた後には午後の部が.残っている。元気そうな子供を見ながら、引率者たちはため息をつく。ふーっ。(海) |
Parc zoologique de Paris :
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