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タリス列車の乱射未遂事件を受け、欧州連合(EU)加盟国の内相・運輸相会合がパリで行われ、国際列車の安全対策強化策で合意した。主な内容は、フランス行き欧州諸国発列車の切符はすべて乗客名入りのものにする、列車内や駅構内のパトロールや荷物検査を強化するとともに、各列車の乗客名簿を鉄道警察が閲覧できるようにする。EU内の空港を経由する乗客データファイル設置案を早急に欧州議会で成立させる。武器入手に関する規制をEU規模で強化し、その情報とイスラム過激思想が疑われる人物に関する情報の加盟国での共有を徹底することなど。