ナンテール軽罪裁判所は11月5日、2005年に大学生協会が主催した宴会で19歳の男子学生が急性アルコール中毒で死亡したのは同協会の責任とし、過失致死罪で罰金7500ユーロの有罪判決を下した。パリ郊外にある有名なエンジニア学校「パリ・サントラル学校」の新入生歓迎宴会で、同学生が短時間に多量のウォッカなど強いアルコール類を飲み、翌朝、寮の自室で死亡していた事件。飲酒の強制はなかったものの、学生協会はパーティなどで蒸留酒を売るライセンスを持っていなかったことが違法と判断され、有罪判決となった。執行猶予付6カ月の禁固刑を求刑されていた当時の学生協会会長は無罪に。
学生の急性アル中死亡で学生協会が有罪
ナンテール軽罪裁判所は11月5日、2005年に大学生協会が主催した宴会で19歳の男子学生が急性アルコール中毒で死亡したのは同協会の責任とし、過失致死罪で罰金7500ユーロの有罪判決を下した。パリ郊外にある有名なエンジニア学校「パリ・サントラル学校」の新入生歓迎宴会で、同学生が短時間に多量のウォッカなど強いアルコール類を飲み、翌朝、寮の自室で死亡していた事件。飲酒の強制はなかったものの、学生協会はパーティなどで蒸留酒を売るライセンスを持っていなかったことが違法と判断され、有罪判決となった。執行猶予付6カ月の禁固刑を求刑されていた当時の学生協会会長は無罪に。