
南仏アンティーブのマリンランドの所有者である西Parques Reunidos社は5月15日、シャチ2頭とイルカ12頭を6月末にスペインに移送すると明らかにした。同テーマパークは、海の哺乳類の捕獲・飼育・ショーを禁じる2021年法により25年1月に閉館。ネットなどで区切った保護区域を地中海に設置してこうした哺乳類を受け入れる計画が停滞するなか、シャチ親子2頭はカナリア諸島の動物園に、イルカ12頭はバレンシアとマラガの動物園に移送されることになった。
ただし、イルカ12頭は仏中部のボーヴァル動物園に来年4月完成予定のイルカ専用の人工湖に戻ってくる予定だ。Parques Reunidos社は同水族館の水槽の状態の悪化から移送が火急と説明しているが、シーシェパードなどの動物保護団体は、同社は水族館の跡地利用を急いでいるのであり、地中海の保護区域完成を待つべきと批判している。
