「カフェでは、現場での実践と経験が一番大切だと思います」
二人三脚の店主夫婦。
ジャン=ピエールさん(左)とイザベルさんは共にブルターニュ出身で、école hôtelière (ホテル学校)で出会い、その後結婚して上京し、10年前くらいにこのビストロ・デアールを手に入れた。
「僕も含め3人だけで店をやりくりしているので、お客さまが多い時間帯は、おたがいのアイコンタクトに特に気を配ります。それと、随時にシルヴァンとアド
リアンに指示を出したりもします。シルヴァンは、私たちの店の家族的な雰囲気を理解しながら働いてくれていると思います」とジャン=ピエールさん。厨房
(ちゅうぼう)を一手に仕切るイザベルさんは、「学校へ通ってディプロムを取ることより、この現場での実践と経験が一番大切だと思います。シルヴァンは
ディプロムを持っていませんが、彼の今までの経験と、これからの志、そしてその信頼性によって、ここで働いてもらっています」
ビストロ・デアール