膨大な時間と労力をかけ修復される。 ただ今、1919年のトッド・ブラウニング監督作品を修復中。 11月1日号に引き続き、国立映画センター・アルシーヴ部門を見学。今回はフィルムの修復にスポットを当てる。ここで修復される作品はフランス映画が優先だが、外国作品でも貴重なものは積極的に手がけている。最近心に残った修復は?「1917年製作のジョン・フォードの無声映画『Bucking Broadway』。もうこの世に存在しないと思われていたのに、数年前に寄贈フィルムから発見された」とはアルシーヴ部門代表ベアトリスさん。こちらは現在、ヨーロッパの映画遺産を視聴できるサイト〈Europa Film Treasures〉で無料公開中だ。
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