レストランあれコレ
食は文化だとはよくいったもの。各国の食文化で、その国を語れることだってあるはず。フランスで良かったのは、カフェやレストランのテラスだ!あの心地よい感覚、朝方や夕方に、ちょっとカフェって感覚がプンプンにおっている雰囲気は格別良い!テラスに座りながら、行き交う人々や景色をみる時間は日本ではなかなか味わえない感覚だ。朝の出勤前にカウンターでカフェ一杯、ランチ後に一杯、仕事終わりにアペリティフを一杯のような感覚は日本のカフェにはない。そのくらいフランスのカフェは生活の一部になっているように覚えている。ボクは結構な割合でカフェに行く方だと思うが、日本のカフェで驚いた事は、サラリーマンが多いという事。平日の午後は、時間を持て余している営業のサラリーマンのたまり場になっているところは多い。居眠りしている人、小説を読んでいる人、様々なサラリーマンがいるが、彼らが日本の会社を支えていると思うと、なんか不安になってくる。がんばってくれよ、オヤジサラリーマン、暇だからってカフェでくすぶっていないでくれ!
それと日本で残念だと思うことは、レストランやカフェに長居すると嫌な顔をされるし、居心地が悪くなる事だ。いつの時代にそういう風になったのかわからないが、食べ終わったら、そそくさと勘定を済ませて出て行くって感じがする。もちろん、お客が並ぶようなお店なら、何となくわかる気がするが、そんなに忙しくないお店ならいいじゃないかと思うが、お冷やとかをいれてもらったり、食べ終えてすぐにお皿を下げられたりすると、居心地悪くなるよな~。まだ相手が食べているのに、自分のお皿を下げられると、なんか急いで食べろって言われているようでなんか嫌なんだよな~。せめてお互いが食べ終わるまで待ってもらいたい。あと、フランスで懐かしいのはアントレ・プラ・デセールだ。日本料理でも懐石料理とかはそうだけど、そんな所は滅多に行かない。アントレから食欲を増し、プラで気分も最高潮、デセールで極楽行きみたいな食べ方はいいよな~。なんでって、ゆっくり食べられるからね~。急いでいる時はイライラするけど、ランチに、1時間~2時間ってかける時も多々あるフランスは余裕が感じられていい!そういう感覚はやっぱり文化だよな~。