●ロシア・バレエ回顧展
1909年、パリのシャトレ劇場で旗揚げしたロシア・バレエ団100周年を記念し、オペラ・ガルニエ座の資料室で、バレエ史に残る舞台の装飾と模型、ディアギレフやニジンスキー、ヌレエフらが身につけた衣裳を展示。入場無料。
5月23日迄(9h30-19h。土日休)。
●生誕200周年〈パリのショパン〉展
ショパン(1810-49)が、帝政ロシアのポーランド人に対する弾圧を逃れ1830年パリに移住。ピアノ全盛時代〈ピアノポリス〉といわれたパリで、リストやF. ヒラー他,ドラクロワ、ピアノ製作者プレイエル、ジョルジュ・サンドと出会い、上流社会とも交流。ショパンが弾いたグランドピアノとアップライトピアノ、サンドとの書簡、楽譜原稿、水彩・版画他。映像画面で有名奏者のピアノ演奏をヘッドホンで聴け、上映室ではJ.ルノワールの『ゲームの規則』からポランスキーの『戦場のピアニスト』までショパンの名曲が流れるシーンを上映。6月6日迄(火-土 12h-18h / 日10h-18h)。8?。
Cité de la Musique : M。Porte de Pantin
●Vide-greniers フリーマーケット
4/10 : Bd Richard Lenoir 11e
4/11 : Av.Secretan19e
Bd de Ménilmontant 20e
Rue de la Folie Méricourt 11e
4/17 : Cours de Vincennes 20e
4/18 : Place Gambetta 20e
Rue des Pyrenées 20e
Place de la Garenne 14e
Rue Ste Léonie 14e
■チョコレートコンクール1位
3月10日に開催された2010年度イル・ド・フランス・チョコレートコンクール1位は、18区のアルノー・ラルエール店の若いチョコ職人ポール・ショヴォーさん(23歳)。復活祭(4/4-5)の卵と魚型チョコレートづくりで大忙し。月休。
Chocolatier Arnaud Larher :
57 rue Damrémont 18e
■妊娠中絶料を一挙に60%値上げ
国立病院でも医療保険で中絶手術を受けられるが、手術を敬遠する産婦人科医が多い。3月8日、バシュロ厚生相は医師らが率先して手術を行えるように、従来の麻酔つき手術料383€を今年から625€(約7万8千円)に値上げすると発表。若い女性の80%が避妊薬を摂取しているが、年間約20万人(70%は避妊薬摂取忘れ)が中絶手術を受けているとか。