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4月21日に行われた大統領選挙で、「外国人排斥」、「死刑復活」などを公約にしていた、国民戦線党のルペン候補が2週間後の決選投票に残ることがほぼ確定したのは、同日の午後10時過ぎ。と同時に、リヨン、ボルドー、トゥールーズ、ナント、パリなどの都市で、若者を中心に「ルペン、出て行け!」「私は恥ずかしい!」などのプラカードを掲げた人たちが街頭に飛び出し、集会とデモ。パリでは、バスチーユ広場やカルチエラタンに約3 万人が集まり、”Le Pen, t’es foutu, le peuple est dans la rue!” とシュプレヒコールを繰り返した。この「ルペン阻止」の熱気は翌日になってもおさまらず、フランス全国約30都市で15万人がデモに参加、高校生たちの姿も数多く見られた。(真) |
バスチーユ広場にて。 |