もうすぐパリに二つめの大モスク。




rue Polonceau 18e
街頭の絨毯売りではありません。金曜礼拝のために集まってきた敬虔なイスラム教徒たちが、通りに何枚も何枚も絨毯を敷き、これからメッカの方角に向いてお祈りを捧げるところです。
フランスでは、イスラム教は信者400万人以上の第二の宗教。パリにも、アルジェリア人やモロッコ人を中心に多数の信者が住み、30近くの礼拝所があるけれど、それがアパートを改造した狭いものだったりするので、イスラムの大切な祭日だったりすると信者が溢れてしまう。そこで、通りで礼拝ということになってしまう。それに、イスラム教では、事務所でも飛行場や駅でも、どこでお祈りをあげてもいいことになっているのも、理由の一つだろう。
そんな事情を知らないで、通りで百人以上の信者が頭を下げて礼拝しているところを初めて見たときは、驚いてしまった。そんな光景の写真が、「イスラム脅威説」の証拠のように使われたりもする。
これまでパリ市では、大モスクは、植物園の脇にあるものだけだったが、今年になって、ドラノエ市長は、18区のタンジェ通りにもミナレット(尖塔)を持った第二のモスクを建立することを許可している。
モロッコやアルジェリアに行ったことがあるけれど、祈りの時を告げる朗々とした声が、ミナレットから朝焼けの空にこだましていくのは、じつに清々しい。(真)

RYCOVA植物園脇にある大モスクのミナレット。