OVNI 450 : 2000/1/15

●事後避妊薬に関する世論調査
11月末にセゴレーヌ・ロワイヤル学校教育担当相は、事後避妊薬を中学校および高校の看護室に常備し「きわめて緊急の場合にかぎり」生徒に無料で配布できるようにしたい、と発表したが、12月12日にIFOPが発表した世論調査によると、フランス人の66%、若者は83%がロワイヤル案を支持。
●ロベール・ブレッソン死去
「田舎司祭の日記」(’51)、「スリ」(’59)、「バルタザールどこへ行く」(’66)、「少女ムシェット」(’67) など、厳しい観察眼の底に深い人間愛が流れる名作を撮り続けた映画監督ロベール・ブレッソン氏が、12月18日、ウール・エ・ロワール県の自宅で亡くなった。98 歳。83年にカンヌ映画祭に出品された「ラルジャン」が遺作となった。
●思ったより静かだった2000 年前夜
大みそか、フランス各地で西暦2000年到来を祝う催し物が行われたが、暴風で大きな被害が出た後ということもあって、全体的に落ち着いた大みそかになった。パリではエッフェル塔の花火やシャンゼリゼ大通りの11台の観覧車見学に120万人がつめかけた。おそれられていたコンピュータの「2000年問題」は、その対策に政府・民間合わせて1200億フランという莫大な出費をしたこともあり、ほとんど皆無だった。
●CMU (普遍的医療保障)施行
4月に国民議会で可決された普遍的医療保障が1月1日から施行された。フランス人あるいは正規の外国人滞在者は、16歳になると自動的に社会保障の恩恵に浴することができ、収入が一定のレベル (一人暮らしなら3500フラン) に達しないおよそ600万人の医療費が100%カバーされる。問い合わせは0800.555.222まで。



フランス、大暴風に襲われる
 12月26日未明から午前11時にかけて、50年に一度という強力な暴風圏がブルターニュ、ノルマンディー、イル・ド・フランス、ロレーヌ、アルザスなどの各地方を通過し、ノルマンディー橋で最大風速59m、パリ近郊のオルリーでも49mを記録。翌27日は、夕方から深夜にかけて同規模の大暴風が大西洋沿岸、ポワトゥー、リムーザン、オーヴェルニュなどの地方を直撃し、ロワイヤン市では最大風速55mに達した。
 この大暴風で根こそぎにされた木や倒壊した屋根、煙突の下敷きになって89名 が死亡し、多数の負傷者を出した。政府の見積もりによると被害総額は465億フランに達する模様。
 送電用鉄塔や電柱が揃って倒れたため一時は345万世帯が停電、そのうちの60万世帯は停電のまま新年を迎えた。道路網もパリとストラスブール、あるいはパリとボルドーを結ぶ高速道路が数日間通行不能になるなど、ズタズタの状態になった。列車のダイヤも大幅に乱れ、運休のTGVが相次いだため数日間足止めをくった旅行客も出た。
 倒木数も公有林だけで2億7000万本 (1億m3) に達し、50万人の林業従事者にとってはかつて体験したことのない非常事態になり、グラヴァニー農相は木材の価格維持などの対策を発表した。パリでもヴァンセンヌやブローニュの森で半数近い14万本が倒れた。
 またヴェルサイユ宮殿、ノートルダム大聖堂、サント・シャペル聖堂、モン・サン・ミシェルなどの観光名所も大きな被害をこうむった。
Restos du coeur (85年創立)が
冬の間貧困家庭に無料で提供する食事数
6000万食 98-99年冬
850万食 85-86年冬


Restos du coeurの総予算
4億900万F 99年度
3900万F 86年度
*予算の51 %は寄付でまかなわれている。
寄付した人は寄付額の60%が減税される。


 

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