パリのジャズ通り。 Duc des Lombards / Baiser Sale / Sunset N° 446 1999-11-01 シャトレ広場近くのロンバール通りには3軒のライブハウスが立ち並び、その日のプログラムや好みに応じて選べるのがいい。 42番地の「デュック・デ・ロンバール」は、ストレートなジャズからエスニックなジャズまでヨーロッパやアメリカで活躍するさまざまなミュージシャンの演奏が聞ける場所としてよく知られている。100人も入るといっぱいになってしまう小さな会場だが、ガラス越しにセバストポール大通りの光りが見え、広々とした解放感が感じられる。最近は今までとはちがう層のジャズファンが増え、1回目の開演時間が20時半からと早くなった。 58番地にある「ベゼ・サレ」は、1階のバーカウンター奥の階段を上ると、50席ほどのスペースがある。零時を過ぎると出演者の知り合いのミュージシャンたちの飛び入り演奏が始まり、朝方まで自由なセッションが続く。 60番地の地下にある「サンセット」の店内は、天井の丸い、いかにもパリという感じのカーブ (穴倉) スタイル。80年代初めにオープンして以来、数えきれないほどの名演奏家が出演している。日曜日はボーカル、月曜日はラテンジャズ、週末は大物と、プログラムが変化し、毎晩休みなく演奏がおこなわれている。 インターネットや情報紙でプログラムを先に確認してから行くのもいいが、気分に合わせてふらりと立ち寄るのもよいものだ。( 尚) *Duc des Lombards : 42 rue des Lombards 1er 01.4233.2288 入場料 : 100F *Baiser Sale : 58 rue des Lombards 01.4233.3771 入場無料、飲み物代のみ *Sunset : 60 rue des Lombards 01.4026.4660 入場料 : 50F~100F *各クラブの情報はwww.jazzvalley.com Share on : Recommandé:おすすめ記事 電子タバコの普及にも ひと役かっている。 故郷アルジェリアにちょっと似ている。 「多様で多彩」な地区。 本物のショコラに導かれて。 肉体と精神のコントロールは自転車で。 コミュニティの連帯感。