アライアが世界的クチュリエ、アライアになる前のこと。 2022-04-27 展覧会おすすめスポット 0パリ4区 Alaïa avant Alaïa 先月オープンしたディオールの大きなミュージアムと対照的な、小さなアライア財団の展示室はマレ地区、BHVから歩いて10秒ほどのところにある。クチュリエのアズディン・アライア(1935-2017)は1987年、ここにアトリエを構えた。コレクシ [...]
極右イデオロギーの蔓延と、フランス民主主義の危機。 2022-04-26 フランスの出来事 0 大統領への権力集中を進めたマクロン政権のもとで、フランスの民主主義は後退した。それを表わす現象として、極右イデオロギーの蔓延・一般化がある。日本の「ネトウヨ」と同様、フランスでもネット上で差別発言やヘイトスピーチが交わされる「ファッショ領域 fachosphère」が以前から活 [...]
いつか11区で、クラシックなビストロを開きたい。 2022-04-25 インタビューフランス料理レストラン 0日本人シェフ 中川あい子さん(40歳) 11区、オベルカンフ界隈。中川あい子さんがシェフを務めるL’Acolyte de l’insoliteは、昼夜を問わず、流行に敏感な地元っ子で賑わっている。 フランス料理を志したのは、子供の頃の経験から。「地元のフランス料理店 [...]
マクロン大統領再選、主要紙の見出し。 2022-04-25 ニュース 0大統領選2022 4月25日に行われたフランス大統領選挙の決選投票で、マクロン現職大統領が再選され、さらに5年間の任期を務めることが決まった。 マクロン支持者だけでは危うかったが、そこに「極右阻止票」が加わり、数字だけ見れば58.5%でルペンの41.5%を上回る大勝利だ。しかし、ルペンはこの5年 [...]
【大統領戦2022】決選候補ポスターの書き込みを読む。 2022-04-24 三面記事 0大統領選2022 ルペン「プーチン」「ナチ」、マクロン「金持ちのための大統領」。 誰だか分からないほど顔に落書きされた極右政党・国民連合RNマリーヌ・ルペンのポスター。「人種差別者、ファシスト、ホモ嫌い、トランスジェンダー嫌い…リスト長すぎ」と書き込みもある。ポスターの書き込みは1、2語のなぐり [...]
フランス上場企業社長の年収、ほぼ2倍に。 2022-04-23 ニュース 0 フランスのトップ40社の社長の平均年収、ほぼ2倍に。 上場企業サポートサービスのScalens社によると、ユーロネクスト・パリに上場する上位40社(CAC40)の企業トップの平均年収は2020年の450万€から21年は870万€(約12億円)とほぼ2倍になった、と仏紙が報じた。 [...]
ウインストン・ジャレットのパリ公演は聴き逃せない! 2022-04-21 コンサート 0パリ10区音楽 70年代から80年代にかけてレゲエのとりこになっていたのに、なぜか聴き逃していたウインストン・ジャレット。この81歳になるというレゲエマンがNew Morningにやってくる。 そこで大あわて、YouTubeなどで聴いてみたら、これが素晴らしいのだ*。レゲエの前身ともいえるスカ [...]
パリと近郊で広がる「宮脇方式」のミニ森林 2022-04-20 社会ラボ 0 生態学者、宮脇昭氏が提唱した植林の「宮脇方式」がフランスで広がりつつある。その地に自生する木を数種類び、樹齢2〜3年の木を狭い間隔で植え、3年ほど手入れした後は自然に任せる。数年後にミニ森林になると、生物多様性を高め、大気を浄化するなどのメリットが謳われている。フランスでは「ブ [...]
【大統領選挙】マクロン、ルペン両候補、左派票獲得に躍起。 2022-04-19 ニュース 0大統領選2022 大統領選挙の決選投票を24日に控え、現職のエマニュエル・マクロン(共和国前進党 LREM)、極右のマリーヌ・ルペン(国民連合 RN)両候補の選挙戦が熱気を帯びてきた。第1回投票前はウクライナ情勢を理由にほとんど選挙運動をしなかったマクロン候補も、積極的に全国の主要都市を回って遊 [...]
UNI ・E・S PAR LE FEU / 火で結ばれて 2022-04-17 展覧会 0 難民の仏滞在を著作権で保障する。 芸術家のメガーヌ・ブラウエルさんは、子どもの頃、夜中に庭の木に放火され、住んでいた宿舎が火事になった経験をした。長じて芸術家になり、使われていない建物を占拠して生活する難民とその子どもたちを支援する活動をマルセイユで行っていたとき、その建物が火 [...]