シックだけど住みやすさが魅力。 2013-10-02 Quartier-Balade:街・散策 0パリ16区散策 Passy界隈(16区) 中国人の父、イギリス人の母を持つ上海出身のディナ・ガオ(高醇芳)さん。文化大革命が吹き荒れる最中、1975年に香港のフランス総領事のすすめで渡仏してきた画家だ。「荷物は絵筆を詰め込んだスーツケースひとつ。自分の作品を売り払って飛行機の切符を買いました」 [...]
映画に呼ばれて住んだカルチエ。 2013-09-10 Quartier-Balade:街・散策 0パリ6区散策 ◎Odéon, St-Germain界隈 6区 映画監督の近藤麗子さんはパリに住んで14年。日本では映画学校に通いながら東京の映画製作・配給・上映会社ユーロスペースで働いていた麗子さんが、映画の国に来て最初に住んだのは、リュクサンブール庭園のすぐ近く、ムッシュー・ル・プランス [...]
正にフランスの故郷となった地。 2013-08-20 Quartier-Balade:街・散策 0パリ9区散策 ジュエリーデザイナーのベジュー・ナオさんは在仏10年。日本でジュエリーのディプロマを取得後、グラヴュール(ジュエリーの西洋彫り)を学ぶためにパリにやってきて、偶然見つけたアパルトマンは9区カデ地区ベルフォン通り。元々ユダヤ系ジュエリー技師のアトリエが多い地区であった。地域のつな [...]
魅惑のスイーツ、シュークル・ドルジュ。 2013-08-10 パリから行ける街 0散策 パリから南へ約80㎞。モレ・シュル・ロワンはフォンテーヌブローの森のすぐそば。大麦を原料とした素朴な味わいの飴(あめ)、シュークル・ドルジュsucre d’orgeの発祥の地。、一般には、シュークル・ドルジュというと、赤と白のシマシマのステッキ状のキャンディーだけれ [...]
「動くことを止めない」町。 2013-07-05 Quartier-Balade:街・散策 0散策 画家のエルヴェ・アングランさんが住んでいるのは、のみの市でおなじみの町モントルイユ。かつては、パスティスのPernod社、キャンディーのKréma社のキャンディーなどの工場が密集していた地区で、20世紀半ばには約700の工場を数えた。エルヴェさんのアトリエも、19世紀後半からウ [...]
採石場跡で栽培されるマッシュルームは美味。 2013-07-01 パリから行ける街 0散策 シャンピニョン・ド・パリと呼ばれるマッシュルームは、18世紀に入ると、パリ内外の石灰岩の地下採石場跡の洞窟で栽培されるようになる。一年を通して14°Cという安定した温度と、光が入らない暗い環境が栽培に適していたからだ。ピーク時にはパリ内外で400を超える採石場跡で栽培されていた [...]
ベルヴィルはコスモポリタンな町。 2013-06-03 Quartier-Balade:街・散策 0パリ20区散策 Belleville界隈(20区) 「オヴニー(未確認飛行物体)のような作品」と、自作を紹介するのは、映画監督のエリック・ピタールさん。現在パリで公開中の新作『De l’usage du sextoy en temps de crise』は、映画のカテゴリー分けを [...]
バラの町に出かけてバラのジャムを味わう。 2013-06-01 パリから行ける街 0散策 中世の姿をそのまま残す町プロヴァンは2001年に世界遺産に登録された。バラを抜きにしてこの町は語れない。時は13世紀、ティボー4世が十字軍遠征に加わり、ダマスからバラを持ち帰った、という言い伝えのもと、現在に至るまで町のシンボルとなる。見所満載の町、バラの香りと共にゆっくりと時間 [...]
新鮮な大ヒラメを格安で。 2013-04-04 パリから行ける街 0散策 魚市場で目に飛び込んできたのはまだ体を波打たせている大きなヒラメturbot。2.6キロで31€。パリの魚屋の半額だ。 フランス大西洋岸で一番大きな港町ル・アーブル。漁師さんが直接販売する魚市場を目指して出かけてみよう。交通手段のアクセスがよく、パリから近いので、 [...]
皆が吸い込まれるホットスポット! 2013-03-07 Quartier-Balade:街・散策 0パリ10区散策 2回目の紹介となるサンマルタン運河地区は、今、パリで最もホットなエリアである。セリアさんはここに住んで5年。「小さい頃の記憶では、この辺は汚くて危ない地域だったわ(笑)」。カラフルなファサードが目印のブティック〈Antoine et Lili〉ができたのは10数年前。それから徐 [...]